2011年4月27日

明と暗

奇しくも同じ日に出てきた、ネット業界における著名人の「明と暗」。

「明」は、 起業家・ベンチャーキャピタリストとして有名な伊藤穣一氏が、MIT Media Lab. の第四代所長に選出されたというニュース。すでにインターネット業界で多くの業績や功績を残している伊藤氏が、Media Lab.とどのような活躍をするのか、ちょっと楽しみですね。

「暗」は、実業家・執筆者等で活躍している、元Livedoor社長の堀江貴文氏の懲役2年6ヶ月の実刑が確定したというニュース。一時はネット業界の寵児であり、いわゆるLievedoor事件が無ければ、もしかしたら今のSoftbank孫正義氏の場所に居たかもしれませんね。

で、ホリエモンに関しては、粉飾決済は粉飾決済であるし、社長である以上は責任もあると思うので、有罪に関しては当然でしょう。ただ、この人の行動とか考え方に関しては、結構憎めない所があるというか、特にこのロングインタビューなんかを読んでいると「なんか自分に似てるな(あっ、体型は結構近似かも-爆!)」と思うところが多々あったりして。唯一の違いは、この人は常にトップ・先頭・前を見て進むんだろうけど、自分の場合は二番手・三番手、場合によっては最後尾に居る方が落ち着くことだろうか。

ネットワークとは、ある意味一番遠い場所でこれから2年半過ごす堀江氏は、どんな形に成長(?)変化(?)して来るんでしょうか。じっくり充電して、いきなり爆走を始めるか、あるいはスピードの早いネット世界では、既に違う世代・技術に遷移していて、彼を持ってしても準備期間が必要になるのか。個人的には、後者くらいのスピード感・加速度感を、これからのネットワークには求めたいんですが...

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