2010年9月20日

NRT-ORD-NYC (23) - JFK-LAX UA p.s.便

LAXへの便は、狭いTerminal 7をくねくねと一番奥に進んだ12番ゲートから出発。そろそろ優先登場が始まろうかという時刻なので、この日に搭乗する乗客のほとんどが集まっていたはずなんですが、予想以上に少ない。調べてみると、p.s.便の定員って110名位なんですね。同じ757の国内線だと180名余りですから、かなりスペースを取っていることが分かります。

往路で搭乗した、SFO-ORDのフライトが、この757でした。ファーストクラスが(2+2)×6列と、かなり多めに設定されていて、それ程大きな機体ではないのにゆったりした配置だなと感心したんですが、このp.s.便もそれ以上でした。
機内に乗り込むと、ずらっと国内ビジネスクラスの座席が並んでいます。普通なら、ここには3+3でエコノミーブラスの座席が並ぶわけですが、2+2の座席が並んでいる光景はちょっと見慣れない雰囲気。それは、真ん中の通路が広めなのもあるのかも。機首部分には同じく2+2でファーストクラスの座席が並ぶわけですが、こちらは座席の横幅が少し広いのか、逆に狭い印象です。

座席に座ってみると、通常の2クラス制のファーストクラスの座席よりも流石に良いですね。背もたれだけでなく、フットレストも動きますし、なんと言っても前後の座席間隔が国際戦のビジネスクラスくらいゆったりしています。大陸横断の6時間近いフライトですから、これくらいの余裕は必要でしょうね。

で、座席は良かったんですが、食事は今ひとつでした。まぁ、朝一のフライトということもあったかもしれませんが、そういえばスープが付いてなかったし、ミールの種類もサンドイッチ1種類だったし。と文句は言いつつも、このままLAXで国際戦に接続するだけなので、しっかり朝から白ワインをいただき、サンドイッチを酒の肴にちびちび飲んでましたけど(笑)。
少し落ち着いたところで、p.s.便でサポートされている機内インターネットサービス"gogoinflight"を試してみることに。最初、iPod touchを起動してちょっと試してみようとしたら、こちらでは使用料金US$9.95って出たんですね。ところが、今度PCを起動してワイヤレス接続してみると、こっちはUS#12.95と出る。データ量が違うだろうから、その分少々お高い設定になっている様子。それでも、1,000円ちょっとですから、Webから認証してカード決済をすると、直ぐに接続出来ました。で、気になるスピードですけど、これが意外に早い。少なくとも今回のホテルで接続するよりよほど早い。11bでフルに接続しているより早い感じですね。日本のサイトやメールサーバーへのアクセスも、全く問題なし。会社のVPNも繋がったし、これなら良いですね。これが、元々の予定通り国際戦で使えたら、多分機内で寝ずに使いそう。

1つ失敗したなと思ったのが電源。座席のアームレスト下に電源の口が有ったんですが、DC 15vのコネクターだとこの時思って使いませんでした。でも、UAのサイトとか見ると、最近の新シートと同じAC 100vのコネクターだと書いてあるんですよね。うーん、よく見れば良かった。まぁ、食事をして1時間ちょっと、PCをバッテリーで使って2時間位、残り3時間弱はうとうとして過ごしました。

で、しばらくして目が覚めると、飛行機はそろそろLAXに到着するような状態。予定よりも30分位早く着きそうな感じです。スケジュール上の乗り継ぎ時間は30分ちょっとなので、ちょっとトイレとかに寄るくらいの余裕はありそう。(続く...)

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