2026年5月17日

東大五月祭中止

東京大学の本郷・弥生キャンパスで開催された学園祭「五月祭」で、予定されていた参政党党首の神谷宗幣代表参加の講演会主催者に爆破予告が当日送られ、その影響で五月祭自体が中止を決めたというニュース。個人的には、参政党の主張の多くには賛成しかねると感じるし疑問も多いけれど、「政党活動」という視点から見ると、ベタだけれど確実に支持者を増やしている実績は認めるべきだと思う。そう言う意味では、今回の講演会は同党あるいは神谷代表の意見を聞いたり、質問できる絶好の機会であったはずなのに、それを「力の論理」で潰すことは許されないことだと思う。

政党活動を認めるという意味は、確か以前も振れていると思うけれど、兎に角地道な街頭演説だったり勧誘だったり、そういう昔で言う所の「どぶ板選挙」的な事を継続しているところ。前回の衆議院選挙ではそれ程でも無かったけれど、その前の選挙での大躍進は、やはりそういう活動の賜だと思うし、実際地方選挙でも実績を積みつつある。付け焼き刃的な中道改革連合は、爪の垢でも煎じて飲む必要が有るくらい、言い方は変かもしれないけれど「基本二忠実」なんですよね。ただ素朴な疑問としては、それだけの活動を支える原資はどこから出ているのか何だけれど、それが不思議。

「言論弾圧」とも言える今回の行動は、左派系の団体なりグループの行為と想像されていて、実際東大前に集まって居たそれらグループは、講演会中止の方を聞いて勝利宣言したらしいけれど、それっていつか自分達にも降りかかる弾圧だと理解出来ないんだろうか。少し前に、選挙活動中の妨害行為に罰則が適用されるようになったけれど、全くそれと同じ事ですよね今回の行為は。いつも感じるんだけれど、言論の自由が萎縮する制限されると訴えている側が、そういう行為を行い、平和が侵される戦争が始まると主張する側が、力や暴力で解決しようと行動に出る。 まさに「言行不一致」を地で行く訳で、それを見て納得出来る人達がどれだけいるんだろうか。結局はそう言う事に気がつかない、極々一部のコア支持層しか残っていかない未来は確実でしょうね。自分も朧気ながら記憶している、佐々木俊尚氏が指摘している三島由紀夫氏と東大全共闘の話なんて、もう彼らには通じないのだろうなぁ。

前回の衆議院選挙で自民党は歴史的な大勝をして、中道改革連合を初めリベラル・左派政党は壊滅的とも言える敗退を喫したわけです。高市人気とか色々理由はあると思います。やはり一番の理由は、自民党・高市支持層は勿論、無党派層にさらに左派的な支持者であっても、極端なリベラル色・左派色に限界を感じ始めている、嫌気を感じ始めているという事ではないだろうか。よく行われているけれど、自民党というのは右から左まで、色々な議員が揃っていて、その中でコンセンサスを創り上げて実現していく政党。従って、自民党であってもリベラル的政策だったり左派的支援みたいなものも結構多く実現してきています。自民党・高市総理は「極右」と言われるけれど、少なくとも自民党事態はかなりリベラル的政党だと思う。高市総理にしても「保守派」とは言われるけれど、今の時代それだけでは生き残れないわけで、昨年の総理就任から実現してきた政策もリベラル色の強いものが多いように感じます。そう言う意味では、半田か位置的な勢力であっても、その訴求の仕方次第では自分達の要望なり政策要求を実現する可能性は結構高い気がします。でもそれをやらないのは、彼らの目的がそういうリベラル的政策実現では無く、そういう形を取りながら与党批判することだけが自分達の「存在意義(Raison d'être/レゾンデートル)」に鳴っている証明だと思う。

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