中国の安価で24時間使える便利なサービスの裏側には、安い労働力があるという実に考えさせられる投稿。日本のデフレ時代もこれと同じ構図でした。「あらゆる安価な商品の背後には、見えない労働者が潜んでいる」↓
— 佐々木俊尚@新著「人生を救う 名もなき料理」3/11発売! (@sasakitoshinao) May 12, 2026
佐々木俊尚氏の引用から、中国での24時間サービスを支える安価な労働力に関しての嘆き。 テレビの特集なんかでも、似たような内容の放送を何度か見た記憶があり、元々厳しい競争社会の中で勝ち残れるのは本当に一握りの人材だけなわけで、そこから溢れた人達の生存競争は日本よりもさらに厳しいだろうと想像されます。
単純人口で比較すると、中国は日本の10倍。これで経済規模とかも10倍違うならまだしも、名目GDP比では4~4.5倍位との事だから、凄く単純に考えると仕事機会みたいなものは、割合としては日本の半分位。でも、日本の場合企業の多く(殆ど)は所謂「中小企業」と呼ばれる会社が支えているけれど、中国の場合は国営あるいは準国営企業等大企業がより中心だろうから、そこに入る競争は日本の有名大企業に入るよりも過酷だろうなぁ。まぁ、かなり乱暴な言い方だけれど「日本の何倍も熾烈なビジネス競争が繰り広げられている」だろう事は何となく感じます。
中にはスピンアウトして、HuaweiやAlibaba見たいな一大企業を成功させる人材も輩出するのだろうけど、それも何か気に食わないと政府の一声で事実上潰されるようなこともあるわけで、中々安心してビジネス出来る環境でも無い気がする。でも、彼らの場合生存本能というか、昔からそういう修羅場を掻い潜ってきた本能というかDNAに焼き込まれたものを感じるので、とんでもない企業も生まれてくるのも事実で、過酷な環境を生き残ったものが次の支配者になる自然の生存競争と進化のモデルを見ているような気になります。だから侮れないことも事実。
記事を読んでいて感じるのは、日本でも低賃金での労働力不足が言われているけれど、数の論理で無理矢理解決している中国に比べて、人口減少著しい日本はどうしても不利。でも素朴な疑問として、「低価格労働力」っていうのが正しいのかと言う気もしますよね。そういう環境で仕事をしないとビジネスとして成り立たないならば、やはり無理矢理低賃金のリソースを見つける努力よりは、もっと別の解決策を見つけるべきだと思うけどなぁ。まぁ、それも綺麗事と言われてしまいそうだけれど。でも、日本の場合は中国やもしかしたらこれからのインドのような、人口ボーナスで力尽くで解決する事が出来ない分、例えば自動化とかロボット化とか機械化みたいな解決策が生まれやすいのかもしれない。でも、人型ロボットでも中国はトップを走っているからなぁ。でも、それを実用化したら今の低価格労働力を支えている何億という人間が、ますます窮地になり国として成立しなくなるような気がしますね。
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