選挙ドットコムちゃんねるから、辺野古沖転覆事故を現地で積極的に取材している産経新聞那覇支局長の大竹直樹記者のインタビュー記事。MCは元朝日新聞政治部記者の今野忍氏。辺野古沖での転覆事故発生から一月以上、40日も過ぎようというのに、まだ事件の詳細どころか当時の様子等も報道量が少なくて、見方によっては風化しつつあるようにも感じます。その最大の理由は、産経新聞の取材記事を除いて、マスメディア特に地元沖縄のメディアですら積極的にこの事件を追いかけようという気配すら感じられないから。そういう批判に対して地元紙の記者は反論で、記事本数を見れば産経新聞の記事本数とほぼ同じ位掲載しているといっているけれど、ざっと見た印象では地元紙の記事は「辺野古転覆事故関連」ではあるけれど、例えば「平和学習の意義」とか「安全運航の確認と徹底」とか、事件本体というよりはそれに関係した事象を取り上げて「転覆事故関連記事」と言っているだけのようにみえます。例えば、事件当事者の団体に関しての当日の行動詳細とか、事件発生直後の状況だとか、産経新聞のように掘り下げた記事は殆ど無い気がします。
さらに、産経新聞の記者は沖縄では大竹氏一人なのに対して、地元メディアはその何十倍ものリソースを持っているはずで、それなのに報道量がそれでも同じ位というのはやはり意識の差とか以前の話のように思います。例えば沖縄発のニュースでは、在日米軍関係の記事だと毎回大きく取り上げられていて、こちらにも伝わってくるけれど、今回の転覆事故はそれ程大きな事故では無いと言うのが彼らの認識なんだろうか。
今回の事故の当事者としては、修学旅行の実行者である同志社国際高校(学校法人同志社)、その旅行を運用する責任者である東武トップツアー、そして実際に転覆事故を起こした地元の団体の三社だと思うんですが、どこからも情報が流れていなくて、結局事故発生当時を除けば、その後の状況は霧の中といった感じ。それも合ってか、学校側の対応の不味さに文科省は直接学校訪問をして詳細調査をしたけれど、それ自体が学校側も今回の事故を有耶無耶にして沈静化させようという気持ちの表れなのではと感じてしまう。実際入学式の校長スピーチでは、事故に関して殆ど触れられていない内容で逆によほど事件に触れられて欲しくないのかと感じてしまう。多数の犠牲者を出した側だけに、本来ならばもっと事故発生者に対して厳しい対応をするもんだと思うのだけれど、そう言う様子も見られないし。
玉城デニー知事は、事件発生から一月たってから献花に出向いたけれど、その場所にしても何故か同行していた地元メディアの写真も「ヤラセ感」を感じるモノで、知事の追悼の意識みたいなモノは感じられない。その数日後には秋の知事選挙出馬会見が開かれたけれど、結局はその会見で突っ込まれないように手を打ったみたいな印象。先の衆議院選挙では、自民党候補が全選挙区を獲得して、これまでの「オール沖縄」中心の動向が大きく変わりつつあるけれど、沖縄県民も「変化」を求めているのでは。そう言えば、脱法的に作った沖縄のワシントン事務所の話も、その後どうなったんだろうか。あれだけでも、知事の引責辞任クラスの話だと思うのだけれど、結局お咎め無しで有耶無耶で終わったんだろうか。どこの都道府県でも、その地域の「闇」というか「怪しい部分」ってありがちだと思うけれど、その中でも沖縄という地域の雰囲気が、ここ10年位というかやはり民主党の「最低でも県外」発言からおかしくなってきたように感じますね。
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