イラン戦争の被害の中で、中東のバーレーンやUAEにあるAWSのデータセンター(DC)が攻撃されて、電源設備が破壊されてサービス停止になりましたが、これは個人的に結構衝撃的でした。 「戦争になったら原子力発電所が攻撃されて、放射能露営で人が住めなくなる」という話は、結構昔から言われていて、だから原発は完全停止・廃止するべきと言う論戦の根拠にもなっているけれど、それよりもDC破壊された方が影響は大きそう。
実は、中東にDCがあるというのが個人的にはちょっと意外でしたが、最近は世界的な金融センター的なポジションも狙っているし、石油を中心に金だとか色々な取引も盛んだろうし、そうなればDCは必需品だと納得出来ます。原子力発電所ほどではないだろうけど、それでもDCの建物は通常のビルだとか工場楝よりは遙に堅牢に作られているだろうから、本体のDCではなくそのDCの必需品の一つ「電源供給」を狙うというのはよく考えられた計画かも。でも、DCとしてもバックアップ電源とか準備しているだろうから、もう少し何とかなら無いものだろうか。
ソ連のウクライナ侵攻も、データリンクが破壊されてソ連の侵攻が停滞したり逆に押し戻されていたりするけれど、ネットワークは今の社会では水や空気と同じ様な存在。そのネットワークを支えるDCは、言ってみればリンパ腺みたいな役目だと思っていて、無くても何とかなるけれど、存在があるからより円滑な生活出来る隠れた主役みたいなものだと思っています。今回そんな存在価値が表に表れてしまった事象と言えるかも。
イランは、これらDCだけで無く周辺各国の民間施設への攻撃を始めているけれど、その目的派なんだろうか。民間施設に被害が出ることで、厭戦気分を生み出して戦闘意欲を削ぐことを狙っているんだろうか。でも、NATO加盟国へ被害が出たりして、逆に墓穴を掘っているような気がするけどなぁ。空港への攻撃でフライトが運休したり(現在は一部復旧で、日本便も戻り出したけれど)、物理社会への影響が大きかったけれど、ネット社会への影響も無視できなくなってきたイラン戦争という印象ですね。
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