国交省がこの4月からモバイルバッテリーの機内持ち込みを制限すると言うニュースが、昨日駆け回りました。 モバイルバッテリーの機内持ち込み数を最大2個に制限し、かつ機内でのモバイルバッテリー使用を禁止するというもの。最近頻発する飛行中のモバイルバッテリー発火発煙騒動に対しての対策と思われますが、正式にはまだ決定したわけではなくて、4月末までに国際民間航空機関(ICAO)が規準見直しの議論の結論を待って決定するらしい。
何度もここでも書いているけれど、モバイルバッテリー単体の製品では無いけれど、バッテリーを内蔵した製品開発にずっと関わっていたので、バッテリーの便利さも危険さもそれなりに知っています。ですから、モバイルバッテリーを活用することは良いと思うけれど、どうしても商品としてみると価格競争が生まれるわけで、そうなるとコストダウンするとなると安全性が犠牲にされる、そういう業者も生まれてくるのはビジネスの世界ではまぁよく見る光景。それで「安物買いの銭失い」になるのは自分の責任だろうけど、発火騒動が勃発して何か損害まで与えてしまうことになったら大問題。モバイルバッテリーは、そういうリスクを多く抱えた製品であることも事実。一般の方は、Amazonなどで安い商品とか見つけてしまうと、ついポチってしまうんだろうけど、その辺りはAmazonなんかももう少し責任を持たないといけない気もする。
モバイルバッテリー持ち込み禁止(かも)の報道を受けて、ネットには過去のモバイルバッテリー騒動や機内でのデジタルデバイス使用に関しての経験談みたいな物が数多くアップされています。その中で結構多いのが、最近では標準サービスとなった機内のでUSB給電が使えなかったという話。その中で結構多く感じたのが、離発着時の10分位は安全対策のために給電されていないのに、その時点でUSBケーブルを接続して充電出来ないと憤る話。私もよく飛行機を利用する方ですが、乗り込んでくると直ぐに座席のUSBポートやACコンセントにケーブルを接続して、パソコンやスマホを充電しつつ使用しようとする人が結構見かけられます。で、半分位の人はまだ通電されていないことに気がつかずそのまま利用して、残り半分位の人は通電されていないことに気がついて何度か抜き差ししたり、それでも通電しなくて諦めたり、CAさんを呼びつけたりと、まだ出発もしていないのにCAさんも大変。有る程度経験していれば、ポートやコンセントの部分に通電LEDとかあって、それが点灯していなければ未通電だと分かりそうなもんですが、まぁ分からない人が殆どでしょうね。
同様に、Wi-Fiも離陸後10分位して水平飛行に入ってから使用可能になるんですが、それも知らない人が多くて機内に入って即使おうとする人も。以前は機内Wi-FiのAPも利用可能になるまでは隠れていたと思うんですが、最近はAPは最初から見えるようになっているので逆に混乱しそう。そういう様子を見るにつけ、今後は機内ビデオ等で「機内Wi-FiやUSB/AC電源ポートのご利用は、離陸後10分程して水平飛行に入ったからご利用可能です。それまでは使用できません。」と、しっかりと最初にガイドするべきだと思う。利用可能になったときにすでに多数のデバイスが接続されていると、一気に消費電力が急騰して給電システムにも負担が掛かると思うんですよね。何百人という乗客がパラパラと多少なりとも分散して利用開始してくれれば、システム負担も少し軽減されると思うんだけれど。もし機内使用で罰則規定なども生まれるようならば、そう言う事も含めて離陸前にしっかりと機内放送や安全ビデオで利用方法からリスク管理まで教育する内容を伝えるべきだと思うなぁ。
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