2026年2月17日

選挙の振り返り

ある種の熱狂のような衆議院選挙の興奮も収まりつつある今日この頃。明日18日には、冒頭解散された通常国会に変わる、特別国会が召集されて、まずは首班指名で高市総理が選出されて、そのご予算編成を優先して通常審議が始まる予定。その国会では、空前の勝利を納めて大量の新人議員(66人)が当選した自民党にメディアはターゲットを絞った様子。同じく大量当選で多くの新人議員が当選して、その後の行動発言で顰蹙を買った所謂「小泉チルドレン」や「安倍チルドレン」からの、「高市チルドレン」にメディアバリューを生み出そうと、ある意味虎視眈々と狙っているみたい。 でも、小泉氏の時の新人は83人、安倍氏の時には119名だったらしいけれど、今回はそれよりも少ない66人。前回の選挙で落選して今回再選した議員も多いので、全体の中では本当の意味での新人はそんなに多くない印象。

課題なのは、その新人議員の振るまいで「小泉チルドレン」と言えば杉村太蔵氏の映像が今でも使われるような「政治素人」が顰蹙を生んでしまうこと。流石に小泉チルドレンのインパクトが大きくて、その後はそんなに新人の振る舞いで問題になることは多くなかったと思うけれど、メディアだったり一部批判的な人は毎回そう言う事を繰り返しますし、そうなるとメディアも面白可笑しく取り扱うのが世の常。でも今回一番メディアに取り上げられている新人の一人でもある、北海道ブロック名簿14位で当選した村木汀氏は、小さい頃から政治との関わり合いもありお父様も道議ということで、かなり好感の持てる印象。今回は若い世代が選挙に積極的に参加したという事も有るのだから、若い世代の議員さんの活躍を期待したいですよね。そう言う意味でも、「○○チルドレン」の意味をひっくり返して欲しい。

あらためて今、選挙ドットコムちゃんねるやReHacQの選挙関係のコンテンツを、それこそ自民党の総裁選挙の頃から見直しています。選挙専門家や各メディアの政治記者の予想や推測をことごとく裏切って、高市政権が誕生して今回の選挙大勝へと繋がっている事を再認識。高市総理の深い戦術戦略があったのか、運命のサイコロが上手く転がってくれたのか、あるいは実は見えない第三者の思惑があったのか全く分からない。多分、どれかというわけでは無くそれら全てが複雑に絡み合って、それが幸運にも高市政権へと傾いて行ったんでしょうね。ただ個人的には、高市早苗氏の深い読みと自分の勘を信じて賭けに出て勝つ、気力の強さが最大の理由じゃ無いかなと思います。それと、やはり彼女の今の人事というか自分のチーム作りも上手いんじゃ無いだろうか。それはご自身が色々苦労して、落選や総裁選敗退の経験を無駄にしていなかった結果でもあると期待したいですね。

国会運営は2/3を超える議席が圧力となり、多分そんなに問題は無いと思うけれど、直近の課題は3月中旬に予定されているアメリカ訪問での結果でしょうね。トランプ大統領としては、日本の状況は歓迎するけれど、それ以上に彼にとっての「果実」を欲している状態。よく言われている、防衛費の増加と経済的な活動拡大で日本がどれだけ貢献というか譲歩というか提供出来るかですよね。先日の赤澤大臣訪問では結論が出なかったけれど、ここで幾つかのピッグプロジェクト確定は必須項目でしょう。防衛費に関しては、小泉大臣が自衛隊の福利厚生を中心に力を入れているみたいなので、その金額を膨らませることと、後は米国で足りていない造船とかミサイル等の技術や製造能力の提供みたいなところが落とし所だろうか。トランプ大統領から見たら、あれだけ圧勝したんだから何でも出来るだろうと思って言いたい放題するんでしょう。でも日本の場合は「実ほど頭を垂れる稲穂かな」という例えがあるように、やはり圧勝しても謙虚に物事を進めないと、それまで獲得した支持や賛意もあっと言う間に消えてしまう社会。茂木外務大臣の手腕次第だろうか。ここでより堅固な同盟関係を築き、6月のエビアンサミットで欧州との連携を強化して、11月のAPECで中国と何とか渡りをつけるのが、今年のマイルストーンだろうか。大勝に浮かれている余裕は無いと言う事ですよね。

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