ゲート上のディスプレーを見ると、搭乗開始時刻が16:40からとなっています。どうも機材整備に時間が掛かり、10分程遅れるとの事。今更ラウンジに戻るのも面倒なので、そのままゲート前で10分少し待ちました。事前改札が始まったのが16:44と更に遅れ気味。でも、グループ1の搭乗はその後3分後くらいに始まり機内に入りました。
チェックインの時も、ラウンジに居る時も、アップグレードのお声がけが無く、最後のチャンスはドアクローズして座席が確定した時。でも、この時に多分駄目だろうと諦めの気持ちがかなり膨らんでいました。理由はグループ1のラインに並んでいたときに、シリコンバレーで一発当てたみたいな三人組とか、中華系の富裕層っぽいカップルとか、ほぼ席が埋まっていそうな雰囲気だったんですよね。実際PBBでL1へはファーストクラスの乗客が、L2にその他クラスの乗客が移動しますが、私の前の人達は全員L1へ入っていき、多分これで埋まったなとこの時点で八割方諦めていました。結局ドアクローズしてプッシュバックが始まってもお声がけは無く、そのままビジネスクラス(でも、一応THE ROOM)でのフライトが確定しました。プッシュバックまで少し時間が掛かり、その後離陸に向けて移動開始。私の座席は後ろ向きの席なのですが、モニターには前方のガンカメラを表示させていると、その画面の動きと横の窓の景色が一致しないのでちょっと混乱しました。この頃には、結構強い雨に変わっていた成田は、A滑走路のRW34Lへ移動。先行機の離陸待ちなどあり、SFOに向けて離陸したのは17:40でした。
天候が悪かったので、離陸後も結構長い間シートベルトのサインが消えず、20分以上はそのままでした。その後も揺れがなかなかな収まらないので、ドリンクサービスも始まったら直ぐに中断したりして、結局サービスが本格的に始まったのは、離陸して30分以上過ぎてからでした。
アペタイザーで白ワイン(ドイツのリースリング)を飲みつつ、食事は和食(すき焼き御膳)をオーダー。ところが、前菜の酢締めの鯵?とワインの相性が悪く口の中が生臭くなり、さらにそれ以外の前菜も蟹身だったり焼き鮭の餡かけみたいなものでしたが、味付けが濃い。すき焼きも、やはり塩っぱくて濃くて殆ど手を付けずに終わりました。ここの所毎回同じ様な事を書いていますが、どうも機内食の濃い味付けを、体が受け付けなくなってきてしまいましたねぇ。食事の後はシートを倒して熟睡モード。前のシートのSTAGGERED SEATは、言い方悪いけれど棺桶に入っているような感じですが、THE ROOMは足下は狭いけれど膝ぐらいから上はゆったりしているから非常に楽ですね。途中一度トイレに起きたりしましたが、到着50分位前に本格的に起きだしシートを戻します。到着前の食事は断り、ペットボトルの水で水分補給をしながら着陸を待ちます。何かしてきた機体が空港を回り込んで、RW28Rに着陸したのが10:02。その後国際線ターミナルのTerminal GのG10ゲートに入ったのが10:07と定刻よりも早着となりました。その後機外へと出て、入国審査場へと向かいます。(続く...)
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