今回の旅行で使用したeSIMはエアトリの「米国5日間5GB」というものでしたが、現地で使用できるネットワークはAT&Tで4G迄という設定(その分安い)ものでした。米国のネットワーク事情に詳しくないので、米国国内での4G/5Gの普及具合とは分からないけれど、今回はLas Vegas市内でも幾つかの場所で通信が出来ない場合がありました。
一番顕著だったのは、Allegiant Stadiumでの試合観戦中で、1日めに下の方のスタンド(Lvl.100)で観戦しながらスマホを操作したときには特に問題は感じ無かったのに、翌日最上階付近(天井近く)で使用した時には、通信が殆ど出来ない時もありました。最上部という事で、席の回りをかなりゴツい鉄材で覆われている場所だったので、それで電波が減衰しているのだろうと想像しますが、回りに居るアメリカ人の人達は普通にスマホ操作をしていたので、もしかしたら4G vs. 5Gで違いがあるのかなとも思っています。実はスタジアムだけでなく、ホテル内部でも強度が弱いときが結構有り、普通にWANでデータ通信が出来ない時もありました。
日本だと、まだまだ5Gが利用出来る場所は限定されていて、浜松なんかだと4Gとか4G+みたいな表示が出ることが殆ど。5Gと表示されても、そんなに早いとは思えないし(笑)。アメリカだと、それ以上にもう5Gにシフトしているんでしょうね。そうなると、多少の料金の違いはあっても、やはり5G対応のプランを選択した方が、必要な時に利用出来る可用性は確保出来るのだろうと今回実感しました。
日本同様、米国でも複数の通信キャリアーがサービスを提供していて、どこを使うかで地域差とか条件差が出来ることは昔から有りました。やはり老舗のAT&Tが安心とか、Verizonがいいとか何とか。以前は現地で物理SIMを購入していたので、どこのキャリアーを利用するか選択することも可能でしたが、eSIMを選択するときには基本ローミングサービスなので、特定のキャリアー指定可能なものって無い気がします。さらに、4Gか5Gかとかは今回の自分のように余り気にせずに、安い方に流れがちだとも思います。今回はLas Vegasという土地柄も有るのかもしれませんが、これまでよりもデータ通信の善し悪しは余り気にせずにプランを選んでいましたが、今後は料金よりはその内容を確認した方がいいかなと感じた今回の旅でした。なお、Las Vegas市自体は、カジノもあるけれどコンベンションシティーとして意味もあるので、バックボーンはそれなりにあると思います。だから、ボトルネックはそっちでは無くて、やっぱりラストワンマイルが影響するんじゃ無いだろうか。
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