2025年11月22日

自分は悪くない主張

朝日新聞が伝えた、高市総理の存立危機事態に対しての見出しに、中日大阪総領事が過剰反応して現在の日中国際問題になっている件。その大阪総領事が引用した朝日新聞デジタル速報席のツイートは、現時点でも以前の「誤解を招く見出し」のままなのに、本体の朝日新聞は「うちは其れ以前に変更しているから無問題」と言う立場らしい。

朝日新聞本体と、このXアカウントの関係が不明だけれど、これって全く対策を取っていないことに等しい状態だと思う。冬場になると、以前発売した加湿器や暖房器具の不具合からの事故を回避するため、色々なメーカーが「この製品をお持ちの方は」と何度もTV-CMを打って注意喚起をするけれど、これほどの国際問題になっているのだから先ずは当該記事を削除した上で、これこれこういう風に内容変更をしていますという告知行為を、本体の新聞記事だけで無く、関係する全ての媒体で訂正する「社会的義務」があると思う。 

とにかく、高市政権は自分達にとっては都合が悪い存在と思っていた中国に対して、待ってましたと言わんばかりの切っ掛けを与えたことは確実で、ネットの中では第一次世界大戦の切っ掛けになったサラエボ事件に結びつける書込もありましたが、もし万が一の事態にまで発展したら、それもあながち大げさな批判では無いと思いますね。言い訳記事では「仮定表現が重なっていたから」と言っているけれど、いゃひょうげんの問題じゃ無くて、そこで言うべき事態が180度異なる内容・意味であることが最大の問題で、それはメディア・ジャーナリストとして全く体を成していないと言われても仕方ないのでは。

本部の犯したミスを、支部がそのまま放置して問題となったけれど、本部は既に問題修正済みですと言われても、実際に問題が出ている支部が何も変わっていなければ、それは本でも含めてその組織全体の責任になるでしょう。もっと早く訂正して説明していればまだしも、未だに自分達は何も悪くないみたいな態度をとり続けている朝日新聞社は猛省するべきだと思う。大体テレビなんかでは、ちょっとしたルビの間違い、漢字の間違い、読み間違いでも、直ぐに訂正するくせに、新聞メディアは中々自分達の間違いを認めないし、層であっても分からないように訂正して終わりにするから信用できない。これって、メディア論当たりで良い課題素材にならないだろうか。

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