先日の台風15号は、静岡県にも大きな被害を残したのですが、その中でも色々な意味でショックというか不思議だったのが「富士山静岡空港の駐車場が冠水した」という事件。富士山静岡空港には複数箇所の駐車場があるんですが、冠水したのは空港の西側にある「P5」と呼ばれる有料駐車場。わざわざ有料駐車場に停車させていたのに、戻って来たら水没していたというのは納得出来ないだろうなぁ。
昔は自家用車の慣らし運転兼飛来機・出発機鑑賞でドライブ先の一つだったんですが、ここ数年はもう行くことも無くなりました。通っていた当時は、P5は確か無料駐車場だったと思いますが、冠水するような低い地形では無かった気がするけれど。
そもそも富士山静岡空港は、牧之原の山(丘?)の頂上を削って作られた空港。素人的には「水が溜まる」という事が想像出来ない場所。当時の映像を見てみると、駐車している車の窓の縁くらいまで水が上がっていて、ということは駐車場の周りの壁(?)というか、何か障壁がそれ位の高さくらいまではあった、ということなんですよね。昔行き来していたときの記憶では、柵みたいな物があるだけで、そんな周りを囲むようなものは無かったように記憶しているんですが。
天災による事故なので、空港側は補償しない(免責事項)事を表明しているけれど、それも理解出来るけれど被害者側としては納得出来ないだろうなぁ。立体駐車場なら、1F以外ならばまずこういうトラブルは無いだろうけど、今回の様な露天駐車場だと本当通常時の様子だけでは万一の場合が想定できないのが困りものですよね。空港側としても、駐車場の路面をかさ上げするとか、何か水勾配の水路を増設して排水処理能力を増強するとか、何か対策を取らないと、今後はこのP5の有料駐車場を利用する人は皆無になりそう。

0 件のコメント:
コメントを投稿