日本国内のアメリカンフットボール団体「Xリーグ」が、2026年から開始予定の新リーグ「X Premier」を発表。これまで以上に「ビジネスとしてのアメフト」を意識して、スポーツスキームとして「黒字化・成長戦略」を最大限に意識して、国内普及と拡大を目指しているような気がします。
現在のXリーグは上位カテゴリーから、
- X1 Super (12チーム)
- X1 Area (12チーム)
- X2 (20チーム)
- X3 (7チーム)
今回の発表で気になるのは、まだ確定では無いけれど、X1 Premierのリーグ戦は、基本総当たり戦(11チームなら、各チーム10試合)で、その場合現在の8月末開幕、1月3日ライスボウルのスケジュールではタイトすぎます。そのため、まだ確定では無いけれど、5月から7月にシーズン前半戦、夏期のブランクがあり、その後現在のような秋のリーグ戦が再開して、1月3日のライスボウルで優勝チームが決まるという仕組みらしい。個人的には、総当たり戦は良いけれど、前期後期みたいな仕組みは止めた方が良いと思う。それならば、夏期は季節的にアメフトシーズンで無いことを前提に、9月中旬位からスタートして、2週間に1試合のインターバルでリーグ戦10試合を開催。そのまま年末・年始もリーグ戦を続けて、1月までにリーグ戦終了。2月にプレーオフ、3月位に今のライスボウルに相当するチャンピオンシップを開催したらどうだろうか。お正月の頃には、タイミング的に後半の第8節とかあたりになるだろうから、そこで上位チーム同士のマッチアップを入れてライスボウルの代替みたいな形にするとか。
課題は、3月から4月に掛けては異動で選手がプレーを続けられなくなる可能性があるから、この時期に試合開催出来るかどうかでしょうね。逆に前期・後期制にした場合、今の春シーズンに相当する前期に厳しい対戦が組まれると、苦労するかも。また、選手の拘束期間も今よりは長くなるから、その分経済的に負担は増えそうな気がする。また、将来的にはX1 Premierのチーム数が増えるとなると、今の年間10試合から更に増える可能性もあるわけで、流石にその場合は2カンファレンス制にして、全体の試合数としては12~14試合位を最大にすると思うんですが、そうなると多分新加入選手が多い春シーズンのチーム体制準備不足が響きそう。秋のリーグ戦で強豪だったチームが、春に一気に崩れるという様相もありそうな気がします。それならば、やはり8月末、9月からシーズンスタートをして、年末・年始には多少の猶予期間は設けるとしても、2月とか3月まで通しのシーズン制の方が良い気がするなぁ。
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