2025年8月12日

万博黒字

開催以前にはかなり酷評されていた「大阪・関西万博」だけれど、会期も3カ月近く残して黒字化目標の1800万枚の入場券を販売。最終目的の2300万枚も達成可能かと思う我、更に上乗せも期待出来るという状況。まぁ、日本人の悪い癖で、やる前はあーだこーだ言いながらも、実際始まってしまえば「新しもの好き、変わった物好き」な資質で、やはり一度は言ってみたい観てみたい衝動は止まらないんでしょうね。特にそう言う傾向のある関西での開催だから、尚更だと思う。

今回の大阪・関西万博の象徴はなんと言ってもぐるっと周囲を囲っている「大屋根」の木製リング。今の予定では、閉会後は解体されるらしいけれど、この写真を見るだけでも「勿体ないなぁ」という気持ちが沸いてきます。既に一部あるいは全部を残すような運動も始まっているらしいけれど、個人的にふと思ったのは「この大屋根の内側、今回の万博会場の敷地に、IRの設備を作って、そこからの利益を大屋根の保守維持費にすれば」という事。木製なので、幾ら対策しているとは言え劣化は早いだろうし、特に海に出ている部分は、その部分こそ残したい気がするけれど、地上部分に比べても劣化は早そう。最悪何年後かには木の部分を入れ替えて補修するような「大工事」を想定すると、やはり安定的に経費が稼げる施策が必要で、その為にIRからの収益を回すのは良いんじゃ無いだろうか。

 既にIRの工事は始まっているので、簡単に場所変更はできないだろうけど、幸いにもその場所は今回の万博会場に隣接した地域なので、何か上手く関連付けて残してくれないだろうか。それこそいつも問題になるカジノ施設をこの大屋根の中に移設して、大屋根を外部との「結界」にしたらどうだろうか。あるいは、この大屋根の内部に野外コンサートとかできるような多目的広場みたいなものが出来たら、大屋根も観覧席にして楽しむ、何て言うのはある意味「ブライスレス」に体験になりそう。

あるいは今は円形の大屋根を半分の所でカットして、半分をIR地区に移設して「)(」みたいな形にして、「大屋根散歩」を楽しめるようにしたらどうだろうか。その下は日陰が出来るから、この辺りの地域が手軽な「散歩エリア」として、例えば健康増進メニューと絡めても良いだろうし。個人的にはアメフトの試合が開催出来るような、2~3万人規模のスタジアムが出来たら嬉しいけれど、海沿いにあるから天候に大きく左右されそうなのは難点かも。60年前の万博に続いて、今回も1日でも良いから行ってみたいけれど、難しいかなぁ...

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