2025年8月26日

本来の赤沢亮正経済再生担当相

 ReHacQに登場した、赤沢亮正経済再生担当大臣。前半は、先日別のチャンネルで話された内容と代替同じ様な内容でそんなに驚きは無かったけれど、後半の本来の担当である「賃金向上担当大臣」「防災庁設置準備担当大臣」としての話が、初めて視聴する内容でこちらの方が今回は興味深い内容でした。

今回の日米関税交渉が起こる前までは、この方に関しては全く知識が無かったのですが、前回そして今回と話の内容を聞くと、失礼ながらかなりの切れ者という印象を受けてちょっとビックリ。特に賃金向上担当大臣に関しての話等は、物価上昇以上の賃金獲得をどうすれば良いかという話で、それって国民民主党が主張している「○○の壁」議論にも通じるものだと思います。こういうところで、国民民主党と協業すれば、彼らにとっても大きな実績になると思うんだけれど、色々あるのかなぁ。結局一番優先するべきは国民の利益なのだから、「与党に協力する」という考え方よりは「どんな手段を使っても自分達の政策を実現する」という実行型野党に成長して欲しいのだけれど。

関税に関しての話については、ちょっとした裏話も追加されていたけれど、やはり問題は合意した事項をどの様にまとめて確定させて双方実行するかという「担保」の問題だと思います。ここでも「合意書」の話が出てきて、赤沢氏は「ナンセンス」みたいな言い方をしているのだけれど、やっぱり正式なもので無くても双方の合意内容なりをまとめたサマリーというか、「これです」と示せるものが我々には必要な気がします。赤沢氏は、説明しても理解して貰えないみたいな半分愚痴みたいな事も言ってはいたけれど、それは凄く理解出来るけれどそこを越えないことには評価にも繋がらないわけですから。本当ならば、既存メディアがそう言うものを伝えて、問題点があれば指摘すれば良いし、評価するべきところはすれば良いけれど、結局は自社の党派性で捏造に近いような編集までする場合もあるのが最大の問題なのかなぁ。赤沢氏も、このチャンネルは編集なしで1時間半話が出来るから出演したといっていたけれど、結局はこういう生データしか信用できない「情報伝達システム」は、大いに原始的だと思う。でも、これを生成AIが要約すると、それはそれでまた偏りが生まれるから悩ましい。

あれだけ騒いでいた関税問題も、最近ではニュースにも上らなくなり、あの騒ぎは何だったんだと思うんですよね。今朝のニュースでは、新関税措置のために米国向けの郵送受付を暫く停止するなんて言うニュースも出てきていて、まだまだ不透明というか曖昧な部分も残っているようだし、齟齬があった部分は修正されて正しく運用されているんだろうか。あれだけ騒いだんだから、そういう後追い取材もちゃんと実行して伝えるのがメディアの役目だと思うのだけれど、結局はゴシップみたいな扱いで注目を集めること優先だからなぁ。ReHacQも、全部が全部良いとは思わないけれど、自分が良質だと感じるコンテンツが多いのも事実。既存メディアの反面教師みたいな印象を受けるコンテンツでした。

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