2025年8月31日

2025シーズン開幕@秩父宮ラグビー場

Xリーグ(X1 Super)の2025シーズンが開幕。開幕戦は、富士通vs富士フイルム@秩父宮ラグビー場という、かなり異色な会場での開催。神宮球場周辺の再開発で、秩父宮ラグビー場も閉鎖されて順次改装されていく予定で、その最後ということで利用出来たのかな。天然芝の良いグランドだと思うけれど、アメフトの場合ルール上プレー開始の位置が中央付近に制限されるので、この辺りの芝が荒れるんですよね。だから国内の天然芝のグランドは、中々使わせてくれない(気がする)。

試合結果は、富士通 37 - 0 富士フイルム、と、富士通が実力発揮したけれど、富士フイルムもかなり頑張った気がするのですが、その試合結果・試合内容以上に気になったのが、試合会場の「秩父宮ラグビー場の照明」。「東のラグビーの聖地」として、ラグビーファンだけで無く一般にも有名な会場で、多分国内でもトップクラスの天然芝のフィールドだと思います。そのためグランド条件は最高レベルなんだろうけど、今回個人的に気になったのが「照明の暗さ」。最初に気がついたのは、Xリーグの試合レポートに掲載されている試合の写真。プロのカメラマンが撮影していてこの暗さということは、現地はかなり低い照度だったんじゃないだろうか。「暗い試合会場」としては、アミノバイタルフィールドが一番で、その前は照明灯が改修される前の富士通スタジアム川崎だと思うのですが、それ以上に暗い気がします。

試合の映像を見ていても、全体的にくらい印象はあるし、あと照明が集中している場所はそこそこ明るいけれど、そうで無い場所も多くて全体的に明暗の差が大きい気がするなぁ。それに、人の影が左右に複数見えるのは、照明のバランスも悪い証拠じゃ無いだろうか。ラグビーのナイトゲームの印象は余り無いのですが、この秩父宮ラグビー場で開催された試合ってあるんだろうか。ラグビーと違って、アメフトの場合は前パスが許されているので、この状況では方向によってはレシーバー、ボールが見えないんじゃないだろうか。アミノバイタルも、突然目の前にボールが出現するような状況だったけれど、それ以上に厳しい環境のような気がする。

国内アメリカンフットボールのトップレイヤーである「X1 Super」は、現在のカテゴリーでのリーグ戦は今年が最後。来年からは「X Premier」として、試合の勝敗だけでなく観客動員や地域貢献など、より多角的な観点から所属チームを厳選したカテゴリーに移行する予定で、来シーズンは11チームでスタートする事が決まっています。その為の話題作り、そして来シーズンに向けての下地作りの意図もあるんだろうけど、個人的にはもう少し環境の良い条件でこの二チームの試合をさせてあげたかった気がします。ただ、地の利はある場所だけに、観客数はスタンドの様子を見る限りではかなり入っている印象。ラグビーファンも観戦していた人が多いみたいですが、それで同じ「楕円球仲間」が広がれば成功と言えるのでしょうね。

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