2025年6月1日

iOS26

Bloombergの記事から、AppleがOSの名称をこれまでの連番をインクリメントする方式から、リリース年の西暦(下二桁)を付加した物になるらしい。 例えば、現在のiOSは「iOS 18」だけれど、2026年にリリースが予想されている物は「iOS 26」と名称が変更されるらしい。それに合わせて、他のApple OSも「iPadOS 26」「macOS 26」「watchOS 26」とあわせるということ。まぁ、それは良いとして、そうなるとそれまでの「西暦ベースのバージョン番号から、Appleiあわせて連番性にした某OSの立場はどうなる(笑)」という問題が。

その某Windowsは、最初はWindows 1.xからスタートして、2.x、そして3.0から3.1になってその地位を確立。それまでのDOSベースのOS(というかタスクシェル?!)から、マルチプロセッシングの新しいデザイン(=OS/2)のOSという意味で「Windows NT (New Technology)」は、まぁ良いとして、Windows 3.1の次は「Windows 95 (※1995年8月24日リリース)」と年号ベースに変わるんですよね。そこから、Windows 98、Windows 2000ときて、そこからWindows Me、Windows XP、Windows Vistaと迷走して懲りたのか、次からは「Windows 7」と番号制に。現在は、Windows 8、Windows 10、Windows 11何だけれど、今度はその同じ番号の中で機能拡張・機能変更が適用されていくので、「Windows 11」と言っても、22H2と23H2と、24H2では全く違うOSとも言えるので紛らわしい。

特に個人的に不満のは、この表の名前は変わらないのに内部的には全く別物に変わっていることで、それこそ昔の様に「Windows 11 Second Edition」とか言って欲しいところ。23H2とか24H2とか、所謂FU (Future Update)はシステム情報を見れば分かるんだけれど、これもややこしいのが表示的には「Windows 11 24H2」とか表示されているけれど、さらに月に1~2回適用される累積更新はOSのビルドID(例えば「26100.4202」)を確認しないと、今どこにいるのか自分の立ち位置も良く分からない。macOSなんかも同様かもしれないけれど、iOSの場合は「18.1」とかメジャーバージョンの後にマイナーバージョンを分かりやすく表示してくれるから、まだ理解しやすい気はします。

さて、Microsoftは次の「Windows 12」を出してくるんだろうか。あるいは、もう番号を付けることは止めて、例えば「The Windows」という名前だけにして、内部的に「25-1Q, 25H2, 26H1」とか、四半期(Quarter)とか半年(Half-Year)みたいな番号付けにするのかなぁ。WindowsもAppleのように西暦ベースに変わって、次からは「Windows 26」とかになったら笑っちゃう。ところで、「macOS 26」とか「iOS 26」という書き方言い方に違和感とか抵抗感は無いのだけれど、「Windows 26」とか書いてしまうと猛烈な違和感を感じるのは何故なんだろうか。それもあるからMicrosoftは当分は、Windows 11, 12路線から抜け出せないかも。でも「Windows 13」は縁起が悪いから、この時に新しい名称へ変更するかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿