「テレアポ」と言えば聞こえは良いけれど、受ける側としても単なる迷惑電話と変わらない。自分も多少なりとも株式を保有していて、諸般の事情から二つの証券会社に預けているんですが、最近営業からの電話が頻繁に掛かってきて、正直迷惑。向こうも仕事上、かつ株価も上がっているから、何とか売買契約に結びつけて少しでも手数料収入に結びつけたい気持ちは分かるけれど、これまで一度も売買経験の無いような顧客にまでしつこく電話してくるのは止めて欲しい。
ところで、単に登録されている電話番号に電話するだけで無く、相手の出方受け答え方によってはそれなりに真っ当な受け答えをして場合によっては担当者に繋げるところまで包めないといけない。定型文を読み上げるだけの自動回答システムでは、そこまで丁寧な受け答えは期待出来ないわけで、そこに「AI」の存在価値が生まれるわけですよね。ただ、それで十分かどうかは、まだまだ発展途上だと思うけどなぁ。
記事の最後にも書かれているけれど、正直なところ「カウンターAIテレアポシステム」みたいなものが早晩登場するんじゃ無いだろうか。というか、今は単純に設定されているメッセージを流して、必要ならば録音するだけの「留守番電話機能」こそ、もっとAI化されていくべきなのでは。多くの場合は、営業売り込みや怪しげな勧誘なので、そう言うものに対しては例えば掛かってきた電話番号からも判断して、着信すること無く拒否する事は今でも簡単だと思う。曖昧な場合には、着信を受けて最初に「AI留守番電話が対応します」と断ってから、「ご用件を承ります」とか話をして、そこで「ちっ!」とか言って切ったら、網その電話番号はブラックリストに載せれば良いわけだし、そこで勧誘電話であっても内容的に怪しげな場合と、同門本当に伝えるべき内容という判断をして、留守電の再生優先順位みたいなものを付加情報として付けたりとか。そこで「この判断は正しい」「間違い」「次回も同様の対応」みたいな評価を付ける事で、留守電AIとしても学習をして行くことも出来るだろうし。
この機能が更に洗練されていけば、SF小説なんかによく登場する「エージェント」みたいな存在になっていくんじゃ無いのかというのが、自分がいつも妄想している事柄の一つ(笑)。しかも、このAIエージェント、個々のデバイス(スマホ、テレビ、パソコン、etc)毎に存在するのではなく、クラウドでデータ共有をして学習成果も共通に蓄積していき、どこからアクセスしても対応しても同一の傾向を出せるようにしてくれたら、かなり便利そう。この「AIテレアポ」システムの登場が、紆余曲折はあるかもしれないけれど、将来の「個人用エージェントAI」誕生の切っ掛けになるかも(マテ)。
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