私が「お使い物/手土産」としていつも利用しているベルギーの洋菓子メーカー「WITTAMER(ヴィタメール)」の日本進出秘話となる産経新聞の記事。基本甘いものを食べない私は、チョコレートとか洋菓子にも興味が無くて、本来ならば全く接点はないのですが、とある偶然から出会って、且つどこに持っていっても好評なので、もう30年以上利用してるお店です。当時は、神戸の本店(国内1号店)に続いて、東京駅の大丸東京に2店舗目の支店が出来た頃で、それ以来の付き合いになります。
年に何度かアメリカ出張に行っていた時代、当時の定番のお土産として「GODIVA」のチョコレートを毎回買ってきて家族に渡していたりしました。で、その味を知った母親が国内にも支店があり購入可能な事を知り、とある年末前に「年末年始のお使い物に使うから、これこれくらいの値段の丸いチョコ (※GODIVAのトリフュチョコ)の箱をx個買ってこい」と指令が下ります。当時の大丸東京にGODIVAが入っていることは知っていたので、年末の帰省の時に東京駅まで出て購入して帰省する予定でしたが、年末(確か31日の午後)と言う事もあり店内はかなりの混雑で、さらにGODIVAの店頭前には長い行列が出来ていて、真面目に並ぶと新幹線に間に合いそうもありません。さてどうしようと考え時に、通路を挟んだ反対側にもチョコレートの店舗があり、ショーケースを見るとGODIVAのトリフュチョコと同じような丸いチョコレートも売っています。こちらはガラガラで殆ど並んでいません。ここが多分大丸東京に出店した直後のWITTAMERで、知名度の低さからみんなGODIVAに並んでいたんでしょうね。また、似たようなチョコレートの形に「パチモン」くらいに考えた人も多かったかも。で、新幹線に間に合わないのでWITTAMERで指定されたものと同じような内容で購入し規制しました。お正月が過ぎて再び仕事にも取った1月中旬くらいに、突然母親から電話が掛かってきます。何だろうと思ったら「あんた、あのチョコレートどこで買ってきた?」と言われます。「あれ、違うってばれたかなぁ(一応違うメーカーとは断って渡しています)」と思ったら「こっちの方が美味しいから、今後はこちらを購入するように。付いては、気に入ったから追加で購入して送るように」という何とも都合のよいリクエストでした。私は食べないので味の善し悪しは分からないので、試しにWITTAMERのチョコを何個か購入して、会社で一緒なに仕事をしていた女性社員に試食してもらうと、やはり「GODIVAより美味しい。このチョコ貰えるなら何でも仕事振ってください!」とまで言われてビックリしました。以来、お使い物はここ一択です。
その後国内の支店も増えて、オンライショップでの購入も可能になって何度か利用しましたが、2年前かな、システムトラブルか何かでそのオンラインショップが結構長い間閉鎖されていて、その後電話での注文が出来るようになったので、それで注文したことがあります。その時に相手先の会社名として「WITTAMER Japan」ではなく兵庫の「エーデルワイス」という自分は知らない会社だったので、ビックリして半信半疑で注文したことを覚えています。ちゃんと目的の品物は発送されてきたので問題無かったのですが、今回の記事を読んでやっと疑問が解けました。私が知らないだけで、日本の提携先のお店も有名店なんですね。当時は、GODIVAが突出して有名で、WITTAMERはまだまだ「知る人ぞ知る」みたいな存在でしたが、2000年代に入り世界の有名チョコレートメーカーが日本に進出してきました。そういう有名店のチョコレートも購入して、両親や友人などに食べ比べしてみたことがありますが、今の所私の周りではWITTAMERが一番人気があるようなので、今でも大丸東京店や、その後名古屋にも例えば名駅の髙島屋とか、横浜の高島屋にも出店しているので、そちらを利用する事もありますが、やはり自分の利用した範囲では大丸東京店が一番品揃えなど揃っていて利用頻度が一番です。お使い物とかの場合はオンラインショップも利用していますが、大丸東京へ行けば、まずは1FのWITTAMERでお土産を購入してから地階でお弁当とか惣菜を購入して新幹線で帰宅するというのがルーチン化しつつあります(笑)。
提携先の「ANTENOR(アンテノール)」って名前は聞いたことがありますが、店舗を調べてみたら大丸東京にも出店しているので、毎回見ているはずですね(笑)。今度はここのお菓子も購入してみようかとちょっと思っています。そう言えば、大丸東京のWITTAMERでは、生洋菓子も結構販売しているんですが、こちらからのOEM商品なのかな。「ベルギーの有名チョコレートメーカーで、チョコはベルギーと同じだろうけど、なんで生菓子なんて販売しているんだろう(輸入する時間は無いはず)」と不思議でしたが、その疑問が解けた気がします(笑)。殆ど甘いものを食べない人間が言うような台詞じゃ無いかもしれないけれど、個人的には今回の記事を読んでこのメーカーに対しての信頼度が更に一つアップした気がします。と言う事で、今後もお使い物ナンバーワンになりそうです。
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