2025年4月25日

TV CMの終焉

フジテレビの一連の事件以来、TV CM広告の出稿が減少していて、半減していると言う記事。塔のフジテレビが厳しい状況に有るのは当然としても、「TV CM」全体にこれほど波及するとは、業界も想定していなかったのでは。実再最近ビックリしたのが、通常のCMの代わりに枠埋めのために放送される「AC(日本広告機構)」のCMが、フジテレビ以外のキー局でも結構見かけるようになってきた事。 

ACのCMには色々な種類がありますが、例えばタレントのゆうちゃみが災害時の持ち出しバッグの中身を説明するCMがあります。フジテレビ系列のチャンネルを点けていると結構放送されるCMの一つですが、先日も夕方テレビを点けていたらこのCMが流れました。で、CM開けに始まった番組が日テレ系列の番組だったので「えっ?」とビックリ。てっきりフジテレビ系列のチャンネル(8ch)だと思っていたら日テレ系チャンネル(4ch)だったので、へぇ~他のキー局でもCMが埋まらないことがあるんだと驚いたばかりでした。

最近は、スポーツ中継とか、朝のワイドショー等は時計代わりにリアルタイムで視聴しますが、バラエティとかだと基本録画しておいて後から視聴することが殆ど。理由は二つ有って、一つはHDDレコーダーでのCM飛ばしすることと、その時にCM開けにその前のシーンを繰り返すような場合もあるので、そこもスキップするため。私は、流石に1.2倍速視聴とかしませんが、CMとか重複したシーンは何度も見たくない。結果1時間の番組が45分位に短縮されるわけで、その15分が積もれば結構大きな違いになります。昔のVHSビデオテープの時代は、そのスキップする操作が微妙で、行きすぎたり足りなかったりして何度も送る・戻すボタンを操作しましたが、HDDレコーダーになると30秒スキップとか戻しとかあるから本当に便利。

そういう生活をしているので、最近特に気になるのがYouTube動画の広告挿入。以前に比べて、広告配信時間は長くなっているし、中には1分もの長尺(複数のCM構成)のものもあります。まぁ、無料視聴しているので仕方ないとは思いつつも、それでももう少し考えてほしいのがその広告挿入タイミング。例えば、動画の開始時と終了時に入れるのは理解出来ます。途中に入れるときに、テレビだと内容が分かっているから丁度良い区切りにCMが入るのだけれど、YouTubeの場合は突然脈絡無く広告が挿入されるので、結構そこでその動画の視聴を辞める場合も増えています。「話の腰を折られる」感を半端なく感じられます。YouTube Premium(広告無し配信等)は、月額1,280円(年間一括で12,800円)ですが、米国などで提供されているYouTube Liteを日本でも提供してくれないかなぁ。米国だとUS$6割り引かれて、US$7.99で提供。割合で按分計算すると、月額800円位。年間一括もあれば、年間8,000円位かな。これで広告無し再生が出来るのであれば、個人的には「買い」かなぁ。ますますTV/動画 CM衰退に拍車が掛かりそう。

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