Aviation Wireの記事から、エアバスの超大型旅客機A380が、初飛行から20周年を迎えたという話。自分くらいの世代だと「超大型機」と聞くと、やはり「B747-Jumbo」のイメージがまだまだ強いけれど、ここの所ハワイ行きで何度も利用していると、何となくB747のイメージがA380で上書きされている気がします(笑)。A380では1F席はまだ利用して事が無くて2Fの搭乗体験しか無いのだけれど、B747の2F席と比べると広さは雲泥の差。B777位の広さが2F席でもあるから、B747の2F席は何なんだったんだと感じる位。2F席にファーストクラスやビジネスクラスを設定している航空会社が多いけれど、あれだけのスペースがあれば納得ですね。ただ2F席の場合、荷物を入れるビンボックスが中央部分には無くて窓側だけなので、収納力が少し足りない気はしますが。
そのA380、ANAでは3機保有をして、NRT-HNL線にのみ投入しています。まぁ、コロナ禍が最大の原因だったけれど、ANAの大きな負債に成るんじゃ無いかと危惧された時期もあったけれど、何とか最近ではNRT-HNLのダブルデイリー化でA380の運航する場合も生まれてきて、それなりに需要も回復しているのかなと思うところ。ちょっと不思議なのは、G.W.期間中も含めて、5月中旬くらいまでは成田発の遅い便(NH182/NH181) が、週三便くらいの運航になっていることで、それってG.W.中はハワイ行きの需用が減っているという事なんだろうか。それとも、ANAのパッケージ旅行とかで、移動を最適化しているのかちょっと不思議。
各航空会社は5~10機位導入しているけれど、エミレーツ航空は100機以上導入していて、まぁ乗客数よりは、豪華な機内設備のためにあの広さが必要なんだろうけど、いかにも中東の航空会社らしいというか。その次の保有機数というと、シンガポール航空が13機との事で、SQもいつまで運用するんだろうか。ANAは1号機、2号機が2019年に導入して、3号機はいろいろあって2023年に就航(其れ以前に製造は完了)。仮に15年位運用するとしたら、2035年位まではA380は維持するんだろうけど、あと10年位か。それまでには、B777-Xも登場するだろうから、それ位のタイミングで入れ替えるのかな。場合によっては、A380からA350-1000というJALみたいな事も生まれたりして。個人的には、色々な種類の飛行機に搭乗してみたいら、それならそれでウェルカムですが(笑)。
A380に何度か登場していますが、やはり超大型機だけあって安定感は凄く感じます。B777に登場して、その感覚が残っているうちにB787に登場すると、何となく心細さみたいなものを感じますが、A380はB777よりも更に抱擁感みたいなものを感じるというか、やはり見た目の機体の大きさにも影響されるのかな。さらに、あの大きさで室内も静かですし、乗り心地は良いと思います。ただし、あの巨体故に離陸時には中々浮き上がらなくてちょっとハラハラしたり、逆に着陸時はそんなにショックを感じないのは、巨体と2F席という両方の要因があるだろうけど、安定感は抜群だと思います。今年、またA380に登場する機会はあるだろうか。秋ぐらいに、またブラブラしに行きたいですね、A380で。
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