2025年3月6日

WORKMAN女子からのWORKMAN COLORS

最近気がついたんですが、自宅近くにあった「WORKMAN女子」の店舗が、いつの間にか名称を変えて「WORKMAN COLORS」になっていました。 安くて実用的な衣料品が多いというWORKMAN。残念ながらまだ言ったことが無いので、メディアなどから聞くだけですが、本来の屋外での作業者だけで無く、キャンプなどでも有効に利用されて、それで作業着だけでなくカジュアルな路線にも打って出たことは有名な話。さらに、どうしても「作業着系」では男性中心のデザインや品揃えになるので、女性購買層獲得のために展開したのが「WORKMAN女子」という理解でした。

WORKMANには、カジュアル系の「WORKMAN Plus」という分類もあって、実は自宅近くに最初に#女子が出来たときには「Plusだったら通ったかもしれない」と思ったもの。ただ「#女子」とはいいつつも、男性用衣類も結構あるという話を後から聞いて、それならば一度くらい訪問してみても良かったかなとちょっと後悔しています。WORKMANによれば「WORKMAN COLORS」は、一般的なアパレル系の商品を中心に取りそろえる店舗らしいけれど、そうするとまた自分の好みともちょっと違うかなぁ。個人的には、悪天候の中でも濡れない蒸れない軽量警戒なヘビーデューティーなアウターとかレインウェアーが好みなので。

「#女子」の名前が変わったので、これからは正々堂々と店舗を見ることが出来るので、そのうちに一度行ってみようかと思っているんですが、WORKMANもカジュアル、アパレル路線に傾きすぎて、本来の作業着系購入者が離れるみたいな話も少し前に聞いて、それも問題だろうと感じたところ。やはり中心となる部分、核となる製品や技術はしっかり抑えた上で、そこから派生できるものを考えるべきだと思うけどなぁ。なんと言っても、商品の寿命が仕事着とファッション用衣類とでは全然違いますからね。商品生命の長さを生かして、大量発注してコストも下げられていた既存製品とは、ある意味正反対な商品サイクルの製品投入するというのは大変だと思う。周りのライバルメーカーは、これまで散々そう言うことをやってきた経験と知識もあるわけですからね。

元々は、デザインを絞ってコストダウンをすることで大量販売につなげていたユニクロも、今では高級品みたいな部類の商品も手がけるわけですから、時代とともに新しいビジネスも模索しないといけない。「無印良品」のMUJIだって、元々は西武デパートのプライベートブランド(PB)からのスタートで、無駄な染色などせずに、素材の風合いや状況をそのまま生かした「自然は衣類・日用品」みたいなものが当初のコンセプトだったはず。そういう意味では、WORKMANにはビジネス拡大も必要だろうけど、元々の機能性の追求みたいなところはしっかり残して欲しいというのが個人的なお願いだったりします。

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