西武ドームと言えば、埼玉西武ライオンズのホームグランドで、ドーム前駅からとぼとぼ(失礼)歩いて西武ドームへと行く道は、試合前は良いけれど、負け試合で戻ってくるときには大変。野球では無く、アメフトの試合で何度か行ったことがありますが、目の前まで西武鉄道が通っているとは言え、やはり遠いし大変。しかも、アメフト的に見るとちょっとフィールドが狭いので、余裕がないのも玉に瑕のスタジアム。
で、そんな西武ドームを止めて、名古屋移転したらどうだと江本孟紀氏がYouTubeで提唱していたという話で、日本ハムファイターズの新庄監督も乗り気らしい。広島とか阪神の大阪にはやや劣るかもしれないけれど、確かに名古屋の人は中日ドラゴンズ愛が熱いので、幾らNPBのチームとはいえ西武が移動するのは無理がありそう。 新庄監督は「岐阜辺りに」と言っているらしいけれど、いゃいゃ、それならば浜松に建設予定の「県営浜松球場(仮)」ではどうだろうか。新幹線も止まるし、高速道路もある。しかも西武ライオンズが年間70試合位開催してくれるならば、色々なコストもリカバリー出来る可能性も大きい。調べてみたら、今の西武ドーム(ベルーナドーム)の収容人員は「31,552人」とのことで、今計画されている県営浜松球場の定員は22,000人を目処にしているから、もう一声スタンドを拡張してドーム球場にしたら結構いけるんじゃないの。
所謂「五大ドーム(札幌、東京、名古屋、京セラ、福岡)」は、ほぼ5万人規模の収容人員だけれど、西武、楽天、神宮、横スタ、ロッテ、広島のスタジアムは大体3万人前後のキャパみたいなので、3万人規模で発のドーム型スタジアムとして「県営浜松球場(仮)」を準備するのはどうだろう。まぁ、仮に作ったとしても、西武ライオンズや他のNPBチームの何処かが移動してくれる可能性はかなり厳しいとは思うけれど。でも、こうやってセ・パ12チームを見ていると、今の所フランチャイズ移動の可能性が一番ありそうなのは、西武のような気がする。五大ドーム+甲子園の阪神は、多分鉄板だろうし、神宮のヤクルト、横スタのDeNA、広島も同じ位鉄板。ロッテも今のマリンスタジアム改修・移動の話が少し前にあったと思うけれど、固定ファンもいる千葉から動くことはないだろうしなぁ。楽天も、三木谷さんが手放せば分からないけれど、今の所仙台から動く気配は無い。まぁ、西武だってあれだけ西武鉄道が投資しているから、簡単な理由で動くことは無いと思うけれど、ダブルフランチャイズみたいな事はあるかも。そう言う意味では、楽天が結構静岡でオープン戦をやりますが、仙台・浜松/静岡というのもありかも(笑)。
「県営浜松球場(仮)」に関しては、少し前の浜松市と県の話あいで、2年位を目処に今出されている3案から絞り込んで具体的な計画を作成し始めるという話が出たようですが、個人的にはやはりドーム型球場に拘りたい。その最大の理由は、あんな中田島砂丘の直ぐ横に屋外型の野球場なんて作ったら、もう砂まみれで使い物にならないし、遠州の空っ風に海風の影響で、マリンスタジアムや横スタよりも厳しいスタジアムに成ることは確実だと思うけどなあ。あの場所にそれだけの規模の野球場を作るのであれば、やはり外部の影響が出来るだけ少ないドーム型しか有り得ないと思う。それに、あの施設は万一の東南海地震の時の避難施設も兼ねる予定のはずで、屋外型だと最悪津波の影響で使えなくなるかもしれない。ドーム型だから大丈夫とは言えないけれど、多少なりとも屋根が残れば雨風を凌ぐ余地も出来るだろうし、被害程度によってはスタンド3万人+フィールド2万人、合計5万人位の避難場所として活用出来るんじゃ無いだろうか。すぐ隣に、室内水泳場もあって、場合によっては水資源と発熱(温水)設備を共有出来れば、避難所としてかなり有効な施設になるのでは。まぁ、一つの新聞記事からそこまで妄想が広がる平和な一日です。(笑)
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