Cost-per-Performance Food

この市場、流れにうまく乗れば海外展開もかなりいけるんじゃないかと思ってる。日本の食の新たな分野として世界に知られてほしい。／「完全メシ」Vs. 「BASE FOOD」　覇権を握るのは？　コロナ禍で脚光浴びる「カロパ食品」の動向 https://t.co/tjG6UV7nsn

— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) March 2, 2025

佐々木俊尚氏の引用から、北野たけし氏がCMで宣伝する、日清食品の「完全メシ」と、一日に必要な栄養素の1/3を一回で食べることが出来る「BASE FOOD」が「次のキラーコンテンツ」になるかもと言う話。

私は、完全メシは未経験ですが、BASE FOODはその謳い文句に釣られて何度か購入して食べたことがあります。当時は3～4種類位コンビニで販売されていたのかな、それらを何回に分けて一通り試しましたが... 正直味が自分の好みというか全く体質に合わずGIve-upしました。 食感とか味付けは、具の入っていない菓子パンみたいな感じで、最初に購入したチョコレートフレーバーだったかな、茶色っぽい潰れたあんパンみたいなBASE FOODは、まぁ食べるとことが出来ましたが、その後から購入したそれ以外のフレーバーの物(詳細は忘れた-笑)は駄目でした。非常用食料として確保しておくことを考えていたんですが、当時は保存期間もそんなに長くなく、しかもこの味ではなぁと諦めた記憶があります。まだ、甘くて苦手だけれど「カロリーメイト」の方が続きそうな気がしました。

「完全メシ」は、最初はカップヌードルの「カレーメシ版」だと思っていたんですが、それとも違うんですね。最近というかここ数年カップ麺もカップ焼きそばも、所謂「カップ物」は全く食べていないので、この完全メシも未経験です。多分日清食品のしかも、カレーメシなどの実績もあるから、味はそんなに悪くないのだろうけど、栄養補完食品としてメインで食べるのはどうだろうか。日々の生活の中のアクセントとして、こう言う物をある意味気分転換で食べてみるのは「あり」かとも思いますが、日々栄養補給・栄養補完目的で食べるのは、自分は厳しい気がする。

天の邪鬼的考えだけれど、日々の食事なんて多少の凸凹があってもいいんじゃないでしょうか。それで、「今日は肉が食べたい」「明日は魚が良いかな」「少しあっさりと野菜炒めて」みたいな、日々の好みの変化や味変化を楽しむ事が出来る理由のような気がします。昔は、果物のバナナが「完全食品」として、バナナには必要な栄養素が全部含まれていると言われていたけれど、最近そう言う話を聞かないのは、やはり大人の事情みたいな物があるんだろうか。食事にタイパを求めるのも、特に時間がなさそうな昼食時には分かるけれど、それって味気ない気がします。「欲望」は人間の本質だろうし、その中の「食欲」って結構重要だと思うんですよね。まあ、同じ欲望の一つ「性欲」なんか、最近は減退していて抄紙機にも繋がっているくらいの社会問題になっているけれど、食欲もそうなるんだろうか。でも、その割にはちょっとお米の価格が上がると大騒ぎするのは、ちょっと矛盾している気がする。