2025年2月12日

プレザーはどうでしょう

「セットアップ」って、以前から何だろうと思っていたんですが、今回を機会に調べてみたら「上下同じ記事、統一のデザインだけれど、上下別々に販売されているもの」という定義らしい。一般的な「スーツ」の場合は、基本上下一セットでの購入になるので、例えば外移動や帯格的にピチピチな人は、スラックスのヨレヤスレが激しくて、上着よりも先にスラックスが傷んでしまうことも。その場合、スーツだとなかなかスラックスだけ購入することは難しいけれど、セットアップならば簡単に交換できる、ということなのかな。

例えば、スーツを購入する場合、傷みの早いスラックスは予め2本購入しておくというのはあったと思います。上着は一つでスラックスは2本で、そのスラックスも例えばノータックとツータックにするとか、結構昔でも融通を聞いてくれたと思うけれど。それでも、2本であっても上着よりもスラックスの消耗が激しいので、結局は上着はボタンを付け替えてブレザー風にして再利用するなんて言うことも。

私は「セットアップ」は持っていないけれど、ブレザーは複数所有していて、これが便利なのは上下別々でも「フォーマル風」に(少なくともアメリカなら)利用出来るから。下をジーンズにすれば、カジュアルにもなるし、ネクタイ無しでポロシャツとかに羽織っても良いし。ブレザーにチノパン、ボタンダウンにレジメンタルタイ、靴はコインローファーなら、完璧な「アメリカントラッド」の完成ですね(笑)。日本の場合、ブレザーだとどうしてもカジュアル感が強いのか、余り仕事の場面では見ないのですが、私は結構お客様先でもブレザーで出かけていたりしましたね。まぁ、営業と異なり日頃お客様とお会いする機会の少ない「開発エンジニア」という肩書きなので、多少の不釣り合いな雰囲気も「まぁ、外の世界を知らないエンジニアだし」と許されていたんだろうなぁ(笑)。 

ブレザーの場合、どうしても上着部分だけ注目されるけれど、ブレザーでも上着と同じ記事で作ったスラックスとあわせる「ブレザースーツ」という組合せがありました。一般的にブレザーの場合は、ボタンが金ボタンなので、スーツスタイルにすると妙にその金ボタンが目立つんですよね。下を違う色のチノパンとかにすると、不思議と目立たないのになぁ。個人的には、セットアップスーツは価格的にお得な点はあると思うけれど、それよりもしっかりとしたスーツを着た方が「ピシッとしている」という雰囲気は感じられると思うし、気持ちが違うと思う。それならば、ブレザーを活用したらどうだろうか、と私は感じますね。

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