2025年1月30日

モバイルバッテリー

先日韓国釜山の金海国際空港で発生した、航空機火災事故。離陸前の出発準備中に航空機機内から出火し、乗客乗員はシューターで脱出して、怪我人は出たものの全員無事。ただ航空機は機体の上1/3位が炎症したような状態で、多分機内のビンボックスに入れていた荷物は駄目だろうなぁという印象。

「機内から出火」という一報を聞いて、最初何が原因なのか不思議だったのですが、どうも乗客が機内に持ち込んだモバイルバッテリーから出火したことが原因らしい。まだ原因確定には至っていないようですが、理由としては凄く納得出来る話で、航空機に限らず最近の移動環境に対しての継承でもあるのかなぁと言う印象を受けます。

モバイルバッテリーは、スマホやパソコンなどをAC電源の代わりに接続して利用するもので、私も2年程前に購入して仕事やプライベートで移動するときには便利に利用しています。最近はさらに安価になっていると思いますが、私も購入した時にはやっと値段が熟れてきた感じのタイミングかな。19200mAhあるので、持ち歩くパソコンだと1回充電することが可能な位の容量。それだと、本体のバッテリーを満充電しておけば、本体とモバイルバッテリーで6~7時間位は十分利用出来るので、日帰りの移動だったらACアダプターを持ち歩かなくても賄えます。サイズや重さから言えばACアダプターの方がモバイルバッテリーよりも小さく軽量ですが、どこでもACコンセントがあるわけでは無いから、利便性を取ればモバイルバッテリーかな。

そのモバイルバッテリーは、航空機利用の時には預け入れて荷物には入れられなくて、機内持ち込み手荷物に入れる必要があります。しかも、その場合でも大容量過ぎる場合は持ち込み拒否されるもので、これは一般的なモバイルバッテリーなら問題行けれど、最近のようなどんどん大容量化していくと今後は困ることもあるかも。課題は、モバイルバッテリーは高価なので低価格品が任期なんですが、そういう低価格品で手を抜いてコストダウンするのが「安全装置」関係。だから、安価なモバイルバッテリーには、個人的には絶対手を出さないし、有名メーカー実績のあるメーカーでも、出来れば発売後時間が少し経過して実績があるものを選ぶようにしています。大げさでなく、モバイルバッテリーで安全装置が付いている手榴弾みたいなものですからね。爆発も恐いけれど、発火すると単純に水を掛けたりして消すことも出来ないですし。今回は離陸前だからまだ良かったけれど、これが飛行中となると目も当てられない。そのうち、飛行機への持ち込み禁止になるかもしれないなぁ。価格も重要な選択要素なのは理解出来るけれど、是非安全性を最優先にして選択して欲しい。

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