ITmedia、窪田順生氏のコラムから、最近の「米不足」で「パックご飯」が注目されている件について。うちは、昨年収穫したお米が、まだ30kg残っているので暫くはというか年内はお米を購入する必要は無いのですが、日頃「米離れ」と言われているのに、何故級に「米不足」という話に成るのか不思議。それでも、実際販売店の店頭からお米が消えている場所もあるようなので、「米不足」と言われてそういう光景に遭遇したら、まぁ心配になるのは仕方ないでしょうね。問題は、そう言う事を煽るメディアや、それを利用して編に政権攻撃しようとしている一部の人達の方だと思うのだけれど。
お米が無いから、パックご飯をというのはまぁ自然な流れだと思うけれど、如何せんお値段的にもちょっと割高になるし保存するにしても嵩張りもするし、一人で食べる分ならば良いけれど、家族とかで一度に何パックも消費するような場合には一寸大変。丁度地震や台風と被害も重なったので、非常時用の備蓄や防災備品として最近また注目が集まっているけれど、考えてみたらパックご飯ってSDGs的には良くないわけですよね。放送にはプラスチック系素材が使われるわけだから。それを考えると、卓上コンロとかキャンプ用の燃料を使って、簡単に食事の準備が出来る素材と技術を備えておいた方が、効率的にもいいきがする。最近だと、キャンプの調理器具であるメスティンでご飯を炊く方補なんかも結構知られていると思うので、ああいうことを何度か経験しておくと良いんじゃ無いかなぁ。
記事の中では、日本の食糧自給率の低さを指摘しているけれど、これを上げるためにはその為に必要な肥料だとか燃料費だとかも増やさないといけないわけで、食糧自給率が上がってもその為に必要な付加的部材の依存度は逆にアップしそう。と言うか、現実的には石油であり、様々鉱物資源がざっくり言うと必要で、それて今では99%輸入に頼っているものばかりなのでは。そうなると、国内で全て賄うのでは無く、地域で互いに補完できるようにして置く方が現実的だと思うけれど、そうなると一番必要なことは外からの圧力を跳ね返せる力=軍事力と言う事になり、反発する人も多いでしょうね。特に隣に中国なんていう、ジャイアンみたいな国があるから一筋縄ではいかない。
窪田氏は、パックご飯をカップ麺のように世界的なものにと書かれていて、それも一つのアイデアだと思うけれど、もう少しパックご飯もカップ麺のようにバリエーションがあるといいきがします。例えばパエリア風とか、炒飯風とか、味付けご飯系のパックご飯って余り聞かないし(冷凍食品はあるけれど)。カップ麺のように、乾燥したご飯や具材が入っていて、水を入れてレンチンしたら、炒飯やパエリアになるようなものなら良いかも。そうか、「カップライス」が既にありましたよね。パックご飯が、大体一つ100円位のことを考えると、価格的には割高なのが難点かな。パックご飯も、おかずは必要だから、それを考えると価格的には同じ位なのかもしれないけれど。パックご飯も湯煎して食べる方法なんかをメーカーも公開しているけれど、単に「お米不足」で終わるのでは無く、代替手段として何があるのか、非常時には通常の方法以外にどんな対策が可能なのか、そう言う知識や情報を増やして、ものだけで無く情報の備蓄もする機会になれば良いと思います。
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