2024年7月14日

因果応報

都知事選後、その予想外の結果もあってか、蓮舫氏への批判だけで無く誹謗中傷とも取れる行動が続いています。それに対して、蓮舫氏やその周りからは法的措置も辞さない発言が出ていて、まぁ中には酷い物も有るからそれも当然と思いつつ、でもこれまで貴方たちだって、特に安倍氏やその奥様の昭恵氏に対して同様の事をやって来たよね、因果応報でも有るんじゃ無い、と聞いてみたい気持ちも。批判する側でいたときには、その内容に対して注意されると「言論弾圧」みたいな理由を出して逆批判したのに、立場が180度変わって批判される側になるとそれを許さないような事を言うのは、ちょっとご都合主義も甚だしい気がします。

原因は彼女の周りだけで無く、何故かメディアの論調も野党には甘め多めで与党には捏造に近いような記事も公開するという、かなりバイアスが掛かった様子も伺えていて、それが彼女達の認識を歪ませているのかもしれないと、いつも感じる所です。いつも自分達に都合の良い声しか耳に入らないし、都合の良いようにしか解釈しないので、今回の様にダイレクトに批判されると言う事慣れていないというか、想定外の事態でもあるんでしょうね。でも、与党・野党関係無く、意見することは堂々とするべきだと思うけれど、そこにはそれなりの根拠と理由を説明するべきだし、逆に批判されることも仕事の一つだと思う。 

彼女の場合、自分の勝ち気な歯に衣着せない発言から見える性格が、ある意味売り物武器でもあるんだろうから、厳しい物言いや論調は当然という気持ちなんだろうけど、やはりそれだけでは好き嫌いを分けていくだけで、味方と敵の乖離はどんどん広がるだけだと思う。更に、味方からこんな援護射撃ならぬ遊軍誤射で後ろから打たれるわけだから、ますます彼女としてはフラストレーションが溜まるんだろうけど、それも自ら招いた事でもあるんですよね。どんなにその人物が魅力的で能力があっても、その回りに居る人を選ばないと、自分のそれたら魅力が半減するどころか、逆に批判の種というか不利益に変わってしまうマイナス効果が大きいと思う。やはり友人はしっかりと見極めて選ばないと、付けは後から全部自分に回ってくる気がする。

現状、次の行動目標は決まっていないという事だけれど、次の衆議院選挙の予想時期が遅くなりそうというのは、願ったり叶ったりじゃないだろうか。ただ、今回の得票数は、前回参議院選挙の自身の獲得票数に共産党広報の獲得票数を足しても足りない位だったので、彼女としては危機感を感じているんじゃ無いだろうか。それ故に、リスク回避で再び狙うのは来年予定されている参議院選挙じゃないだろうか。こちらなら、比例復活もあるだろうし、なんと言っても立憲民主党としてはもそれなりに票計算が出来る候補だけに、擁立して損は無いだろうし。で、その方が次の選挙への準備期間・スケジュールも確定していてやりやすいだろうし。それまでは、もう少し落ち着いてから「元議員・蓮舫」としてメディアにでて話題を維持すれば、少なくともそれなりに批判は続くだろうけど、「悪名は無名に勝」じゃ無いけれど選挙には有利に繋がるでしょうからね。まぁ、単に批判に反論するだけで無く、何故そういう批判が生まれてくるのか、そこの所を少しでも良いから考えてみたら、もう少し違った議員に脱皮できる、かもしれない。


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