2024年7月13日

やってしまった「紺屋の白袴」

「紺屋の白袴」というか、確か以前も同じような事をやって焦ったんですが、ボケのせいなのかありがちな失敗をして半日潰してしまいました。 実は昨日は来客予定とか続けてあったりしたので、いつもの仕事部屋から仕事用パソコンをリビングに持ち出して、そこで仕事をしながら用事を済ませたりしていました。朝からパソコンを使用していて、そのままお昼に出かけて帰ってきたら、パソコンはブラック画面になっています。まぁ1時間位外出していたので、スリープしているだろうと指紋認証で起動させようとしますが反応しません。「あれ?」と思って、電源ボタンを押しても無反応のまま。本体に繋がるACアダプターの接続先(USB Type-C)にあるLEDも消灯しています。「熱暴走でもして、強制終了したのかな」と不安になり底面を見ると、CPUのクーラーの吸気口がかなり埃で詰まっています。「あぁ、綺麗にしなきゃ」という事で、道具のある仕事部屋に戻ってその底板を外してブロアーでファン回りの埃を吹き飛ばし、基板回りやファンの吸気口回りも綺麗にしておきます。

底板をはめ戻して、いつもこの場所で使用しているACアダプターを接続すると、今度は赤くLEDが点灯します。「やれやれ」と思って電源ボタンを入れると「Critical Low Battery.  Connect AC Adapter.」みたいなメッセージが表示されたんですが、これで一瞬で状況を把握しました。リビングではコンセントの口が少し遠いので、ACの延長コードを利用していたのですが、これソケット部分に「ON/OFF」のボタンが付いているタイプ。多分OFFのまま朝から利用していたので、外出している間に内蔵バッテリー使い切りLow Batteryになりシャットダウン(ハイバネーション/S4)したのだろうと想像されます。仕事部屋のACアダプターは、常に通電している状態なので、自分の仕事用PC君はここで初めて今日通電して貰えたことになります。

ちゃんとACアダプターに接続している事を確認して電源ボタンを押すと、Power-ON Passwordの画面が表示されてWindowsが起動し、多分シャットダウン直前の状態が復元されました。感心したのは、この時VPN経由で社内ネットワークに接続していたんですが、そのVPNも即座に再接続されて直ぐに社内メールにアクセス出来る状態で復元されたこと。昔のHibernationは、ここまで出来が良くなかったと思うので、隔世の感があります。その後はそのまま仕事に戻りましたが、本当は電源OFF状態でACに接続して充電する方が早いし良いのだけれど、仕事をその間止めるわけにも行かないので動作させながら裏でちょろちょろ充電して貰うことにします。

最近のOAタップは、コンセントの口毎にON/OFFのスイッチが付いているものも有り、「このACアダプターを繋いで使用するんだ」とかなり意識して使わないと、ついいつもの感覚で本体側にACアダプターの端子(Type-C)を繋げば通電していると思い込んでしまいます。そのコネクターの横には、通電状態を示すLEDが内蔵されているし、さらにWindowsの画面にもツールバーのは端に電源状態のアイコンが常設しているわけだから、気がつかないわけでは無い。でも、ついつい見過ごしてしまうんですよねぇ。そう言うちょっとした部分に気配りできるか、あるいは注意しているかが、その後の仕事や行動の質を決める気がします。加齢を言い訳にして注意力散漫を弁護してはいけなくて、それならそれで最初に接続したときに確実に状態を確認するステップを追加するとか、作業中にちょっと休憩する時には時間とネット接続と電源アイコンを確認するという習慣を身につけるとか、色々対策は可能なわけですから。まぁ、今回も暫くは体験として記憶して居るから大丈夫だけれど、多分また繰り返すでしょうね。そのサイクルが、今回は数年後だったけれど、それが今度は数ヶ月後に再発し、その次は数週間後にまたやってしまうという、負の縮小ループだけは避けたい(笑)。

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