立民 泉代表“政治資金パーティー 禁止の法施行まで問題ない”https://t.co/cGqhGQIhEK #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) May 24, 2024
今に始まったことじゃないけれど、一事が万事こういう有様だから、いつまでたっても「万年野党のホープ」でしか無いんだよなぁ。政治資金規正法が問題有るから政治資金パーティーは全面禁止しろと言って、改正案を提出しているのに、それが決まるまでは自分達がパーティーを開催するのは問題無いというのは、飛んだダブルスタンダートもいいところ。
例えば、パーティー券の上限を1万円までにするべきで、自分達はそれを見越して上限5千円で開催しているし会計も明朗である、とか言うならばまだしも、一人2万円で「朝食会」とか設定していてやってることは今批判している自民党と同じじゃん。問題視しているならば、率先してその問題点を解決する姿勢を見せるのが本来の姿なのでは。結局彼らは、自分達が提案しているような「全面禁止」には成らず、自民党とか他の政党が提案しているどこか落とし所に落ち着くと考えているから、こういう行為もするし発言も出来るんでしょうね。最初からゴールが見えているから、自分達はそれよりも立派な意見を出して見栄えだけは良くしておこうという、いつもの「戦略」なんだろうけど、本当代わり映えしないというか、中身は無いのに外箱や包装紙だけは立派な、ぼったくりのお店みたい。
別に自民党を擁護する気持ちは無いけれど、今回の「裏金」と言われているお金にしても、原資はパーティー券の売上金だったわけです。例えばどこかの元党首のように、潤沢なお金を持つ母親から「お小遣い」として何千万も貰っていたとか、禁止されている外国人からの寄付みたいな出所不明なお金を密かに配下の議員に回していたわけではない。ちゃんと「収入」として記載すれば、それはそのまま「支出」しても問題無いお金だったし、それを実際記載していた議員もいるわけです。ノルマ分販売して、ノルマ分の利益が入る以上に、パーティー券を販売してその余剰分を貰っていたのは、ビジネスの世界だったら歩合制の営業何かなら良く有る話。当然そういう場合には、しっかり給与明細に記載されて、税金も取られて暫くは大変になるけれど、収入としては問題有るお金ではない。開くまで、定められたルールでそのお金の収入・支出が記録されていなかったことが問題な訳です。だから、同様の事は野党でも発生していて、でも彼らは「収支報告書を訂正しました」で終わっているけれど、起こっていることは同じだと思う。単に自分ちに都合よく利用しているだけで、本当にパーティー券禁止何て成ったら彼らが一番困るんじゃないの。
こう言う「見栄え(Visibility)」で有権者の興味を集める手法は、確かに旧民主党時代は成功したと思います。それまで、長い間の自民党政治への不満も積もり詰まっていたし、経済も停滞していたし、何か不満のはけ口を探していたのが、あの政権交代直前だったように思います。とうの民主党は、だから自民党を批判すれば人気が出たし、「埋蔵金」を根拠に出来るかどうか分からないような政策や公約もどんどん出していったから、取りあえず支持率も自民党を超える位まで到達したけれど、いざ政権を取ってみたらあっと言う間に凋落していき、結局そこから何の学びも成長も無いままに、今も当時の「成功体験」だけで生きている気がする。困っちゃうのは、それでそれなりに指示があって、曲がりなりにも「野党第一党」というポジションは維持していること。ただ、内閣支持率こそ低迷しているけれど、政党支持率は昔のように肩を並べるどころか、いつまでたっても5~6倍以上の差が続いていて、一向に縮まる様子は見えない。彼らなりに一生懸命やっていると思っているのだろうけど、でもここまでこういう状態が続くことに何か「変」と思わないのだろうか。普通なら「改善活動」みたいなサイクルを回して、自分達の手順なり仕組みを確認して、問題点とか効率化出来る部分を明確にして、そこを改善する事でより良い仕組みに成長していくものだけれど、もしかしたら2009年の政権交代の「成功体験」だけしか残ってないんだろうな。
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