PCWatchの記事から、もしもの場合を想定してスマホの2台持ちを勧める記事。私自身、もう10年以上前から「2台持ち」をしているので、この記事に書かれているようなメリットは実感しています。一方で、物理的に二つのデバイスを持ち歩くデメリットも生まれるわけで、そのトレードオフをどこまで納得出来るかも大きな要素。例えば2台持ちすると言うことは、機種変更などの更新作業もそれまでの2倍になるわけで、それが結構大変だと思う。何年かに一回のことだから、毎回やり方を思いださないといけないし、その為に数年前の記事とか検索して一つ一つ確認したら、実は最近になって移行方法が変わっていたりすることもあるし。その分手間も増える事は事実。
記事では触れられていませんが、2台持ちした時には出来れば回線キャリアーは別々にしたいところ。例えば1台はdocomo回線で、もう1台はau回線とすれば、万一の時の回線接続率は上がるはず。MVNO利用でも、どちらもdocomo回線とかau回線だと、そのキャリアーが何かのトラブルで使用出来ない時に2台持ちの意味が無くなりますから。ただ、そうなると所謂ファミリー割引みたいな回線数をまとめることでの割引サービスも受けられなくなるわけで、全体的なコスト(=料金)も考える必要があります。実は、諸般の事情から私は今「3台持ち」状態になっていて、全てdocomo回線にしているんですが、それもファミリー割引を利用するため。ただ、今利用方法を整理しているのと、一番初期の頃に取得したdocomoのメルアド(xxxxx@docomo.ne.jp)も、それ一つだけにして、残り2台は別契約・別キャリアーに使用かなと今思案中。理由はコストの問題が一番大きいのですが、やはり万一の場合に複数キャリアーにして置いた方が生存率は高まるだろうし。ただ、生存率だけ考えるならば、最近の機種はデュアルSIMが利用できるので、1台にdocomoとauを入れる、と言う手もあります。そうすれば、物理的な2台持ちでなくても、1台で万一の時には利用出来るし、一番の目的がそれであればわざわざ2台にする必要も内でしょうね。
物理的に複数のスマホを持ち歩く場合は、当然ながら容量(体積)も重量(重さ)も倍になる訳なので、それを覚悟しないといけない。さらには、持ち歩く充電器も以前はType-B Micro, iPhone Lightning, Type-Cと複数存在していたので、それも嵩張る要素になっていました。やっとiPhoneもType-Cになり、Type-B Microもほぼ無くなりつつあるので、少なくとも今の自分の手持のデバイス類(パソコン、ワイヤレスイヤホン、スマホ、モバイルバッテリー、Chromebook等)は全てType-Cで統一されました。だから、宿泊を伴うような移動の時でも、ケーブル類はType-Cで使い回しが出来るから凄く楽になったんですよね。これから2台目、3台目の機種を購入する場合は、そこも大きな要素になると思います。さらに言えば、仮に2台持ちになる時に、Androidで統一するかiPhoneで統一するかというのも大きな問題。私は、以前からの流れでAndroidとiPhoneの2台持ちになっていますが、出来ればどちらかに統一したいところ。でも、それぞれカバーしているサービスも違うので、先ほどの回線キャリアーの話じゃないけれど、デバイスの種類も分けておいた方が、万一の場合の生存率は高まる気もします。それを取るか、操作性の統一を取るか、これも悩ましい所。また、海外で使用する場合、私の場合は殆どアメリカですが、コンタクトレスサービスの利用機会では、個人的にはApple Payの方がGoogle Payよりも利用機会は多い気がするんですよね。そうなると、AndroidiかiPhone角地らかに統一すると言うのも、ちょっと考えてしまい、結局機種更新の時にはAndroidはAndroid、iPhoneはiPhoneで更新して、両方を併用する状態が結局10年以上続いています。
本体価格は別にして、今キャリアー各社の一番安い料金は、大体一月3GBで1,000円以下というのが相場でしょうか。自分などは、出来るだけWi-Fiを利用するようにしているし、そんなに外を出歩くことも無いので、月に1GBも使い切れないので、ランニングコストだけ考えると乗り換えるのが一番便利。今は、仕事などのしがらみ有るので、例えば一般的な音声通話もある氏等の理由から、なかなか乗り換えられないのだけれど、そう言うものが無くなればスパッとデータ通信中心の生活(音声通話は、ほぼすべてVoIPに移行)になるだろうし、そうすればランニングコストも劇的に削減できるだろうなぁ。それと、今の自分の利用方法を振り替えると、Android (Pixel 6)は、電子マネー利用とプライベートな音声通話が殆どで、iPhone (15 Pro)は音楽再生とブラウジングや仕事関係の通話と、結構別れています。そう言う意味では、Android系スマホが、もっと単機能になって小型化されて、昔のiPhone SE位のサイズになってくれると、一番嬉しい気がします。あるいは、Google Pixel Watchが画面サイズ以外スマホ機能をそのまま賄えるようになれば、スマートウォッチとして選択候補になるけどなぁ。それでも、多少なりとも余裕があるのであれば、リスク分散という意味でも2台持ち、複数台持ちは個人的にはお勧めしたい手段ですね。
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