アメリカのフットボールシーズンも、もう最後のゴール前。昨日は、スーパーボウル出場チームが決まる、AFC/NFCそれぞれのカンファレンスチャンピオンが決まる、カンファレンス決勝戦が開催。先に始まったAFCは、Baltimore RavensとKansas City Chiefsの対戦。続いてAFCはSan Francisco 49ersとDetroit Lionsの対戦。どちらもカンファレンス決勝に相応しい、がっぷり四つの好ゲームでした。
AFCは、今シーズンQB Lamar Jacksonの活躍で快進撃で第一シードを獲得したRavensが、NFL随一のQB Patrick Mahomesを擁するChiefsを迎え撃つ形で開催。前半はほぼ互角で、どちらもオフェンス力の有るチームだと思うんですが、Ravensがちょっと今ひとつ調子を掴めない感じなのに対して、Chiefsは1Qから2Qに入ってMahomesがいつものリズムを取り戻して、17-7とChiefsリードで前半折返し。後半は一転してディフェンス戦になり、結局Chiefsは後半無得点に終わり、RavensもFGの3点止まりで、前半の貯金があったChiefsが17-10で何とか逃げ切った感じの試合。もう少しオフェンス戦を期待していたんですが、地力に勝るChiefsが苦しいながらも逃げ切った感じでした。
続いて開催された49ersとLionsの対戦は、昨年もここで敗れてSuper Bowl出場ならなかった49ersが、NFL Draft最下位だった"Mr. Irrelevant"ことQB Brock Purdyが、今シーズンも大活躍でチームを第一シードに導けば、LionsもベテランQB Jared Goffを獲得して、7年振りのプレーオフ進出をすると、QB Goffの古巣Los Angels Ramsに初戦で勝利して、32年振りのプレーオフでの勝利。その後も勝利をして決勝戦に臨み、初のSuper Bowl進出を目指す試合でした。試合は、そのLionsの意気込みが勝っているのか、いきなり2TDを獲得して14-0とリード。49ersが1TDを返しても、直ぐさまTDを取り21-7と強気の展開。前半は、49ers 7 - 24 Lionsと大量リードで折り返したので、正直「試合決まったな」と思ったんですよね。でも後半になると49ersが息を吹き返し、4Qに2TD/1FGを返して24-24の同点に追いつくと、4Qも互いに鎬を削る戦いで、何とか49ersのディフェンスがLionsの4th Down Gambleを阻止して、結果的にそれが勝利に繋がった感じの熱戦でした。
これで二週間後に開催されるSuper Bowlは、4年振りにChiefs vs 49ersの対戦。前回はChiefsがMahomesの活躍で勝利したけれど、今回は49ersファンとしては49ersの勝利を願いたいですね。その49ers、何度か試合観戦にも行きましたし、今回試合が開催されたLevie's Stadiumも懐かしいスタジアム。実際に訪問したことの有る場所でああいう試合が開催されるのを見ると、同じテレビで視聴するにしても気持ちの入り方が違うなぁと感じました。そう言う意味でも、全32チームのスタジアム制覇をやりたいところだけれど、今からだととてもそんな余裕もお金もないし。今回もテレビ観戦な訳ですが、それでも興奮するような白熱した試合を期待したいですね。
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