2024年1月20日

巨額の投資

一般紙にも掲載されて、その額にビックリした、Amazonが国内のAWS (Amazon Web Service)に、今後2兆2,600億円を投資するというニュース。一年間に5,000億円以上を投資し続けるという規模感に、ちょっと目眩がしそう。しかも記事によれば、Amazonは2011年から2022年の10年余りで1兆5,100億円投資しているのに対して、その半分の期間で1.5倍の投資をするのだから、物価高などを考慮してもかなり加速したビジネス投資と言えそう。

実は仕事関係でAWSにはお世話になっているので、この国内への投資はありがたい所。一番大きな部分は、国内のDC (Data Center)の増強だろうから、そうなると今以上に高パフォーマンスで高品質なサービスが期待出来るだろうし。そうなると、これからの課題はASWのDCとエンドユーザーの間のネットワークインフラがどれだけ高品質高速度になるかが注目されそう。今の自分の場合だと、自宅から光回線で接続しているけれど、それ以上のスピード・品質が出先などで5Gや6Gでより快適に利用出来るようになると、一気にAWSも含めてネットワーク中心のデジタル社会が生まれるんだろうなぁ。

更に気になるのは「料金」なんですよね。AWSは便利なんだけれど、個人的に趣味で利用使用と思うとちょっと高い。もう少し気楽にカジュアルに利用出来るようになれば、自宅サーバーの代替機能としてあるいはバックアップ環境として活用したいんですけどね。 AWSも2兆円規模の投資をする以上は、当然それに見合うリターンも期待しているのだろうから、今後の利用料金や付加価値サービスが上がることはあっても下がることはないだろうなぁ。Amazon Premiumと抱き合わせでお得なパッケージとか出してくれないだろうか(笑)。

昔の話を思いだすと、そもそもAmazonは自社のECサービスをよりか的に提供するために自社開発のコンピューターやネットワークシステムを構築して、そのリソースが余っていたからその余分な部分を社外へサービスとして提供しだしたのが始まり。それが今では本業以外に会社を支える大きな柱になっているわけだから、やはり目の付け所が良かったというのか運が良いというのか。MicrosoftとかGoogleとか、強力なライバルもいるなかしっかりと存在感を確立しているのは凄いなと今更ながら関心します。これが刺激の一つになって、国内の景気やビジネスもどんどん上向きにならないだろうか。そしたら、私も今以上にAmazonでお芋のが出来る分けだし(笑)。

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