2023年12月29日

スタンドプレー

産経新聞の記事から、東京新聞の望月衣塑子記者が官房長官会見で、ダウンタウン松本人志氏の週刊誌報道を取り上げ、政府が芸能や音楽業界を管理する監督官庁が無いからセクハラが横行している、と質問したという記事。いゃいゃ、監督官庁を作るのであれば、あなたも含めたメディアの横暴・虚報・誤報を監督する方が先でしょと思わず混ぜっ返したくなるような話。

大体、この人達は日頃は政府の介入に反対するような意見を言っていたと思うのだけれど、自分達の都合のよう場合というか役立つのであればそういう立場を棚に上げて「監督責任が政府にないのが問題」みたいな、それって自由主義に反する独裁主義の話ですよねと聞きたくなります。それを言うのであれば、公共放送機関とも言えるNHKに対して、政府はもっと強く発言しても良いと思うのだけれど、NHK報道に関して指摘をすれば、それは報道の自由への介入と猛反発しているのも彼らな訳だし。

もしかすると彼女からしたら本気で公的機関が警察のように介入して、この手の疑惑が感じられた様な瞬間にでも、すぐに何らかの介入をして保護しないと行けないという事を真剣に考えているのだろうか。でもそんなことをしたら、その公権力が好きなように判断すれば良い話になってしまい、本当に必要な場合に必要なだけの力が投入されるのか、誰も確約は出来ないのでは。それが行きすぎた社会が、ソ連であったり中国出会ったり北朝鮮では無いだろうか。彼女はそういう世界や社会が理想と考えているのかな。でも、そういう社会に彼女のような存在が生まれたとしたら、即座に排除されるだろうし、其れ以前にああいう存在は現れることすら許されないと思う。

しかし、毎回書いているけれど、東京新聞の同僚記者とかその場に一緒に参加している各メディア記者や関係者は、彼女の振る舞いを何故ここまで許しているのか、それが凄く疑問。某かの注意なり、指導なりをして、少なくとも質問するからにはそれがその場で適切な物なのか判断させるくらいの事は言わないと、結局は限られた会見時間を浪費して損をしているのは、彼女以外の参加者な訳ですからね。逆に好き勝手やって目立てば、こうやってライバル会社の新聞記事にも掲載されて、知名度だけは上がるわけで、まさに的に塩を送っているような物。だから、新聞や雑誌の発行部数はどんどん減っているのだろうし、彼女だってメディア人という肩書きは持っていても、今ではネット芸人的な認識が一番大きいんじゃ無いだろうか。

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