2023年12月9日

知立要塞

昨日は仕事で愛知県内のお客様を訪問したんですが、その帰り道でビックリ。一緒に訪問する営業さん達と移動して、一通りお昼前に完了。営業さん達は車を出していて、私もそれに同乗していたんですが、彼らは名古屋に戻るので、そうすると名古屋から新幹線で自分は浜松に戻らないといけなくて、ちょっと遠回りになります。直ぐ近くに、名鉄(名古屋鉄道)の駅があったので、そこまで送って貰い私は名鉄で浜松へ戻ることにしました。

 名鉄は、豊橋から名古屋経由で岐阜まで走る、名鉄本線を基幹にして、主要駅から複数の支線が出ています。私が乗車したのは、三河線で、この路線は南野基点が「碧南(へきなん)」途中「知立(ちりゅう)」まで行くと、今度は同じ三河線でも「豊田」方面へと繋がります。関東で言えば、自分が大学生時代によく利用した、東武野田線(現アーバンパークライン)が、大宮・春日部から柏駅に来て、そこからスイッチパックして今度は船橋へと進むような感じでしょうか。名鉄自体、名古屋で浪人中に新幹線代がもったいなくて、名鉄で豊橋まで行き、そこからJR東海道本線で浜松へと行き帰りした位で、最近ではセントレアを利用する時に名古屋駅から空港駅まで利用する程度。今回利用した三河線は、多分初めて利用した路線です。結構ローカルな沿線風景が続き、知立駅に到着するとビックリ。現在高架橋工事中なんですが、それが三階建ての巨大なもの。見た目は、京急蒲田駅そっくりで、地上からの高さも同じか高く感じるくらいです。京急蒲田駅はその形状から「蒲田要塞」とも呼ばれるけれど、こちらは「知立要塞」とでも言いたくなる眺望です。

まだ工事途中で、到着したときには地上部分のホームでしたが、個々で乗り換えて豊橋方面へ行こうとすると「8番ホーム」へ移動するとガイドがあります。到着したの1番ホームで8番ホーム?! 実はこの移動がしんどかった。地上ホームから建設途中の中間部分のホームに上がり、そこからさらに横移動してから片路線だけ使用されている豊橋方面行きのホームがある最上階部分までさらに登らないといけません。私は、京急蒲田駅の建設途中の様子は知らないのですが、多分こんな感じで移行していったんだろうなぁと思われる建設途中の状態でした。乗換だけで10分程度、しかもかなりの段数階段を上らないといけないので、正直体力的にも厳しい状況でした。

失礼を承知で言えば、名鉄に余りこういうイメージは無かったのでビックリしました。しかも、知立駅はこの地域の中心地域何だろうけど、わざわざこんな巨大な建築物を作るほど利用者があるのか個人的に不思議なところ。北にある「豊田」駅は、あの世界のトヨタの豊田市ですから、社員や関係者の移動でそれなりの利用者数はあるのかもしれないけれど。個人的には、地下の狭いあの「名鉄名古屋駅」を何とか拡充してもう少し余裕のある駅構内にして欲しいのだけれど、それは無理だろうなぁ... 遠州鉄道の、新浜松駅から上島駅までの高架路線も、地方の単線路線としてはかなり異例だと思うんですが、この名鉄の知立駅も都心の大規模ターミナル駅クラスの規模じゃないだろうか。やっぱり何だかんだ行っても、愛知県というか名古屋圏は経済的にも頑張っている印象を強く受けた仕事帰りでした。

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