羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルを接続して、その部分を国際線用のターミナルにするという記事。以前から有った話らしいけれど、全然知りませんでした。でも、その接続場所が、いまT2で国際線供用部分のある南ピアをT1の方へ伸ばす形となると、元々そう言う事も織り込んでT2の国際線供用部分を作ったんでしょうね。
その報告書を見てみるとよく分かりますが、途中に有る首都高などの道路を塞いで、その上を駐機場にするというアイデア。今現在もANA便がA滑走路に降りた時には、このRW34L付近から左折して、高速道路上の誘導路の橋を渡ってT2側へ移動するので、出来ない話では無いだろうけど、相当強度とか加味しないと下は道路ですからね。この部分が完成したとすると、JAL側のT1もその接続部分に近いところは、T2の様に国際線用のゲートや、国際・国内供用のゲートに改装するんだろうなぁ。そうなると、国際線用のゲート数としては、20~30近くまで増えるのだろうか。
ANAのT2は、反対側の北ピアの根元を伸ばして、今は離れているサテライトゲートをT2と接続する計画があるし、T1の方も同じように北側の端を延長して国内線用のゲート数を増やすらしい。これは、反対側南ピアが国際線化されるから、その為の保管作業でもあるんでしょうね。でも、そうなると北ピアのゲートに到着した国内線から、反対側の南ピアの国際線ゲート出発のフライトに乗り換える時はどれだけ歩けば良いのか大変そう。SingaporeのCHangi空港のように、ターミナル間を結ぶモノレールみたいな移動手段が必要になりそう。
混雑しているT3国際線ターミナルの混雑緩和になるという話だけれど、1年2年で完成するわけでも無く、これが出来た頃にはますますT3を混雑していて大変なんじゃ無いだろうか。成田も、今のT1/T2を統合して新しいターミナルを建設する話が進んでいるけれど、羽田にしても成田にしても、その新ターミナルを一度位は利用してみたいのですが、果たして間に合うのか(苦笑)。
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