2023年10月11日

フラッグフットボール@LA2028

2028年のLAオリンピックで、野球、ソフトボール等とともに、フラッグフットボールが開催候補協議になったという記事。正式種目として決まるのはまだ先のことだと思うけれど、野球やソフトボールは頭角としてフラッグフットボールも可能性はかなり高いんじゃ無いだろうか。

アメリカンフットボールはヘルメットや防具を装着して行う、フルコンタクトスポーツだけれど、フラッグフットボールは、ルール自体はそのアメフトを踏襲しているけれど、コンタクトは認められず代わりに腰に付けたフラッグを取ることが「タックル」の代わりになる物。バスケットボールに対して、3-on-3に当たるのがフラッグフットボールと言ったら、当たらずといえども遠からずだろうか。本家のアメフトと比較して、老若男女問わずに参加出来るスポーツで、かつ競技時間や競技スペース等も短く効率的になっているから、開催しやすい。基本屋外スポーツではあるけれど、室内でもやろうと思えば可能だろうし。

昔は、タッチフットボールと言って、タックルする分かりに相手に「タッチ」することがタックル代わりの似たスポーツがあったけれど、「タッチ」と「タックル」の境界線なんて、一旦プレーが始まるとなかなか微妙だし、「タッチした」「しなかった」の判定は、私も審判員をした事があるけれど、かなり微妙。その点、相手のフラッグを取るのは、明確に取れた・取れないが分かるし、身体への接触はかなり防げるから安全性も高い。唯一の難点は、ボール以外の道具が入らないタッチフットホールに比べて、腰に付けるフラッグの準備必要な事ですが、昔は腰にタオルとかスカーフみたいなものを挟んで競技していましたよね。意地が悪い人だと、その端っこを結んでげんこつみたいな物を作って、それを腰に挟んで抜けにくくしたりして。だから専用のフラッグ用のベルトとフラッグ(クリップ式)が生まれたんだろうなぁ。

日本でも、アメフトを引退して選手や関係者がチームを作ったり、そう言う経験が無く最初からフラッグフットボールを始めるチームとか増えてきていて、案外本家本元のフルコンタクトのアメフトよりも競技人口は多いかもしれない。今回の2028年向けて可能性が出てきたことで、ますますチーム数が増えるんじゃ無いだろうか。今小学校の体育の中にフラッグフットボールが取り入れられているから、若しかしたらそこからこのオリンピックに出場する選手が生まれるかも。

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