20代に通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング。第一位は「フロッピーディスク」ですか。某IT大手では「ディスケット」と呼んでいたけれど、そっちはさらに通じないだろうなぁ(笑)。でも、確か今でも現役の所はあるんですよね、省庁関係とかだと。私が仕事を始めた頃は、720KB/枚からやっと1.44MB/枚が出てきた頃かなぁ。メディアとしての容量は2MBあるんですが、フォーマットすると作業領域(FATとか)が取られるから、使える容量は1.44MB。それに対して、1.2MB/枚の媒体も有って、それがそれぞれの会社でフォーマットが違うから、1.2MB(NEC)とか1.2MB(富士通)とか言っていたなぁ。でも、今でも多くのアプリで「保存」のアイコンは、この「フロッピー」が使われているのは何故?
2位のダイヤルアップ接続は、まだインターネットが一般化されていない1980年代から1990年代中頃くらいまでは当たり前の話。公衆電話回線に接続して、接続先に電話を掛けて、そこでデータ通信をしたんですが、昔はモジュラージャックなんていうのも無かったから、受話器(これも死語だな)に音響カプラー(これも死語)を被せて、文字通りスピーカーからの音をマイクが拾って信号伝送していましたからね。私は、流石に音響カプラー持参で出張したことは無いけれど、モジュラージャックの回線チェッカーと、万一の場合様に直接電話線に接続する鰐口クリップは持参して居た事は内緒です(笑)。
3位の起動ディスク/起動フロッピーは、今でもUSBブートがあるから似たような事はやっていますが、以前のUSBブートは起動ディスクのシミュレーションで起動していたけれど、最近はUEFIブートで直接起動できるから、やり方は全然違う。と言うか、起動ディスクや起動フロッピーは、昔のBIOS (Compatible BIOS)の仕様だったけれど、今のパソコンはそれも無くなり、UEFI BIOSだけになりましたからね。もう昔の起動ディスケット/起動フロッピーを使えるパソコンもどんどん無くなっていくし。CD-ROM/DVDブートも、昔は起動ディスケットのイメージをCD-ROM/DVDの中に仕込んでおいて、起動ディスケットのブートをシミュレーションしていたから、CD-ROMから起動しているのにその起動ディスケットの中でCD-ROM用ドライバーの組込が必要で、だから起動したディスケット部分はAドライブと認識されるのに、残りのCD-ROM部分は別にD:ドライブとかE:ドライブとして認識されるという、ちょっと面倒な仕様だったなぁ。
4位のMS-DOSはスキップして、5位の「みかか」は、キーボードのシフトが「かな」になっていると「NTT」とたたいたつもりが「みかか(NTT)」という話で、同じような打ち間違いではメーカーの「NEC」が「みいそ(NEC)」と呼ばれていたりしましたよね。 6位以下を見てみると、6位のアスキーアートの一つ「フェイスマーク」は、今はアイコン(絵文字)に変わってきているし、昔のパソコン通信の様にモノスペースのテキストで埋められる画面が少なくなってきたことも大きいかなぁ。7位のボール式マウスは、レーザー式マウスに置き換わったと言う事なんでしょうね。それならば、8位のMOディスクは消えたけれど、MDはまだ残っているのだろうか。自分が20代、30代、いゃ40代の頃ですら、まだこれらの言葉の多くは現役だったけれど、10年20年であっと言う間に変わっていくのが現代。もう少ししたら、それが5年とか3年位でどんどん変化してく時代になるんでしょうね。実際今の自分などは、VR系の用語はちんぷんかんぷん(これも死語かな-笑)。どんどん取り残されていく雰囲気を実感しています。
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