2023年10月21日

BYD AUTO静岡オープン

静岡市に中国EVメーカ「BYD」の販売店が出来たと言う事で、昨日のローカルニュースで結構大きく取り上げていました。 流石にまだBYD車の利用者も少ないようで、その番組中で取り上げられたのは、日産の軽EV「SAKURA」のユーザーだったのはご愛敬。

ニュースでは「県内一号店」というので、まぁそりゃそうだろうけど、全国的にどれくらいあるんだろうかと思って調べてみたら、既に結構ディーラーは開店しているんですね。北は北海道の札幌から、南は沖縄まであるんだけれど、北海道(1店舗)、東北(2店舗、岩手と福島)と寒い地域が少ないのは、やはりBEVの宿命だろうか。北陸も、新潟、富山、金沢と1店舗ずつだし、やはり豪雪地域と言うだけでなく、寒さが厳しいとバッテリー性能も落ちるので、季節的や地域によってはBEVの向き不向きはありそう。

静岡県は、今回オープンした静岡店以外にも、既に浜松と沼津のお店もオープンする見たい。ディーラー契約しているのは、地元では有名な「靜甲グループ」の会社で、関連会社にはスバル、ポルシェ、ボルボディーラー店もあるみたい。車の扱いには慣れている企業グループだろうけど、BEV車はどうなんだろうか。中国国内だと、メーカー毎にバッテリー管理方法も違うみたいだし、大変じゃ無いかなぁ。知らんけど。

番組に登場していたSAKURAのユーザーさんは、痛勤で往復60km位週に何回か利用していて、基本充電は自宅で済むらしい。ただ、観光地等に出かける時には事前に充電スポットを確認しておく必要が有るので大変みたいなことを言ってましたね。私も何度も書いているけれど、自宅と職場とか、自宅を基点に一回の充電で賄える位の範囲の移動をするだけなら、BEVは便利だと思う。でも、途中で充電作業が必要となると、途端に大変になるわけで、スポートの確認も、そこが休業していたり満員の場合も想定して複数候補を考えて置く必要があるし、それによっては移動のスケジュールも変更せざるを得なくなるだろうし。番組の中では、非常時の場合は車から家に送電できるみたいな事も言っていたけれど、それだってそういう配線準備を宅内にしておかないといけないわけだし、結構大変。私も、今年買い換え予定の車に関しては、HVかPHVを想定していて、それは万一の場合に車のバッテリーから最低限の電力確保が出来る事を期待して。流石に、冷蔵庫とかエアコンを動かすことまでは考えていません。正直、大容量のポータブルバッテリー程度の位置付けで、しかも自分でエンジンを回せば発電できるというのも非常時にはメリットになると考えるから。そう考えると、BEVは不利だと思いますね。

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