2023年10月20日

自称、ジャーナリストとか新聞記者とか

メディアにもよりけりだろうけど、「増税メガネ」なる蔑称を嬉々として報じる一部メディアや自称新聞記者とかジャーナリストとか。その程度のレベルだから、新聞とか報道とかが信用されなくなり、無視されて行っているんだろうなぁ。私もメガネを掛けているから、そういう言い方をされると、いつも以上にカチンとくる。自分のことでは無いと100%理解していても、ね。何なら松野官房長官も、その質問をしたあの女性記者に対して「氏名NG記者の方ですね?」と聞き返せば良かったのに(マテ)。

大体報道とかジャーナリズムとか、差別は駄目とか女性蔑視だとか言いながらも、未だに「美人〇〇」みたいな言い方は使っているし、ちょっと前までは「おバカタレント」とか普通に使っていた。岸田総理は、公人として多分日本で一番公の立場の一人なのだから、有る程度プライバシーが無いことも仕方ないだろうし、色々な批判や非難されることも仕方が無いとは思うけれど、それならそれでちゃんと名指しで言えばいいだけの話で、こう言う当てこすりみたいな事を言って喜んでいるのは、実は増税とか本来の批判が出来ない・効果が無いから、別の意図で攻めて自分の溜飲を下げているだけにしか感じない。別に「増税メガネ」なんて言わなくたって、「増税宰相」とか「増税総理」と言えば、ちゃんと意図も伝わるし立派な批判になるのに、わざわざ市井の雑言を取り上げて、それを官房長官会見という公式な場所で「質問」し言いつつも実は単なる自分の意見開陳をするだけに利用するセコさ。

大体、先日のジャニーズ事務所の2回目会見であれだけ揉めたのに、何で周りの同僚というか業界として自浄作用が生まれないのだろうか。と言うか、仮にも新聞記者、ジャーナリストを自称するのであれば、同じ「増税メガネ」という言葉を取り上げるのならば、「世間ではそういう言葉も生まれるほど、増税感を感じる国民が多いが、政府としてはそういう国民の不満・不安に対して、どういう対策を取るつもりなのか」位の質問をすれば、政府の対策案も出てくるだろうし、それに対して過不足の指摘とか提案も含む記事が出来るんじゃないの。それが、単にそういう言葉に対しての反応だけを知りたいという、ある意味野次馬根性だけの問いというか井戸端会議の話ですよね、そんなものは。多分、ご本人はこのことで記事を書く気持ちなんて無いんじゃ無いかな。これまでも似たような状況の「質問(自称)」をしても、それを元にした記事って見た記憶が無いし。

TBS「報道特集」の元MCでTBSの役員も務めた金平茂紀氏が、市民団体の集会で話しをして、安倍晋三氏関連の書籍を、買うまでも無いので書店で立ち読みして携帯で必要な所を撮影したという、所謂「デジタル万引き」の話をしたところ、ネットで一斉に批判をされると、「ユーモアーのつもりで話をした、実際にはそういう行為を行っていない」と会社経由で釈明したのも、結局は自分達が言うことが正義だと思い上がっているから、そう言う非常識な話もつい口が滑って出てくるんでしょうね。例えば警察官が「銃で脅したことがある... 冗談ですよ」とか、医者が「患者の人工心臓を一瞬止めたことがある... 冗談ですよ」とか言ったら、彼らはそうだ冗談なら仕方ないと納得するのだろうか。それこそ、仮に冗談であったとしても職業倫理から逸脱する怪しからん発言だ、位のことを言うのでは。しかもその直前の発言では、安倍氏を利用して一部マスコミ人がハイエナビジネスでもうけていて怪しからんと言っているけれど、安倍氏を生前も死後も利用してハイエナ的に利益を得ているのは自分達じゃないかと1万回繰り返したい。安倍政権退陣後も「安倍政治が」と繰り返し、殺害された後も「安倍的なもの」とか「安倍政治が」とか、安倍氏をダシにしてきたくせに。泥棒が防犯対策を語るようなものですよね。本当に意味のある情報伝達が出来るような、「ジャーナリスト国家試験・国家資格」みたいなものを作って、それに合格しないと「ジャーナリスト」を名乗れないようにした方が良いんじゃ無いの。でも仮にそういう法律が出来たら、今度は多分自称で「報道エコノミスト」という肩書きの人が表れることに100カノッサ(笑)。

 

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