AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使いこなす人に仕事を奪われるという可能性が浮上。考えました。/人々はAIに不安を感じながら、AIに頼りたいとも思っている | 佐々木俊尚「毎朝の思考」/ Voicy - 音声プラットフォーム https://t.co/ZO2hRdsf0q pic.twitter.com/cmFzArY7jb
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) October 27, 2023
佐々木俊尚氏のvoicyから、AIに仕事を奪われるのでは無く、AIを活用する人に仕事を奪われる、という話。「パラダイムシフト」と言うと大げさかもしれないけれど、少なくともビジネスの世界では有る程度の間隔で生まれてきて、社会に浸透して標準化される場合も含めて消えていくか存在するけれど意識しない・認識しない存在に純化して行くことは何度もあるわけで、自分も経験したものとしては「IT革命」あるいは「コンピューター化/ネットワーク化」が、今のAI革命とも言える状況に近いのでは無いだろうか。自分が社会人になって暫くすると、それまでのホストコンピュータ系の基幹システムが、一人に一台のパソコンを利用した分散系システムになり、それとともに算盤は使えても、123とかExcelが使えない人は仕事が減っていったし、字の綺麗な人よりはWordの入力が早い人の方が重宝されたし、資料作りはFreelanceとかPowerPoint職人に集中したし(笑)。
その当時の中堅からベテラン会社員は、パソコンなんて慣れていないから結構危機感を持っていたんじゃ無いだろうか。有る程度の地位の人だと「仕事は部下に任せる」という事も可能だったかもしれないけれど、自ら研修とかで身につけて結構な使い手になる人も多かったかな。私は開発系の職場だったので、年齢に関係無く好きな人は匠レベルのエンジニアも多くて、逆に大学では少し触った程度の自分は結構しごかれました。そんなわけで、世の中というかビジネス社会は急速にIT化されていったんですが、でもそれが瞬時に起こったわけでは無く、10年とかそれなりの期間を経て変わっていったので、移行期間の間は逆に昔ながらの仕事のやり方や方法に精通している人材が減っていき重宝されることも。その間に定年退職すれば、ある意味勝ち組と言えたかもしれない。
仕事を奪う・奪われるというとちょっと過激な言い方のような気もするけれど、仕事のやり方に追いつけるかどうかと言う話に結局は落ち着くんでしょう。仮にAIがどんなに進んでも、完全自動化されたゴミ収集車が生まれない限り、日々のゴミ回収や清掃作業は取って代わることは出来ないし、同様にして宅配業者にしても完全に無くすことは出来ない。でも、清掃作業にしても回収場所や回収作業を予測して最適化した計画を立てたり、内容物を判別できるようなツールが生まれればより安全に作業も出来るようになるでしょう。宅配作業にしても、置き配を単において終わりでは無く、相手のスマホの認証機能と連動して安全に再配達無しで渡せるようになればより効率的に配達出来て宅配業者の収入も増えるかもしれない。要するに、新しい技術が浸透してくれば、以前と同じ方法での仕事は減っていくけれど、少しでも自分の側でも努力をすればより良い環境だったり収入が増えたりする可能性も大きくなると言う事はあると思う。そういう前向きな考え方をして、少しでも自分磨きみたいな事を考えられるのであれば、AIだろうと自動運転だろうと、次の自分磨きみたいな機会は幾らでもあるんじゃ無いだろうか。まぁ、楽観的理想的な考えかもしれないけれど、悲観しても何も生まれないのであれば、少しでもプラスの考えをした方が精神的にも良いんじゃ無いのだろうか。
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