2023年10月18日

物は有っても届かない

今回2代目(2台目)のChromebookを購入したんですが、今の人手不足・流通問題をちょっと経験することに。今回、AmazonのPrime感謝祭を利用して購入したんですが、ポチッとしたのは14日(土)の夕方18:00頃。この注文の時に納品可能日が表示されるんですが、日時指定しなければ二日後の16日(月)にAmazonから配送されるのに、日時指定だとかなり遅くて20日(金)にならないと指定可能にならない。つまり、それまではPrime感謝祭もあって出荷が堪っているので、Amazon倉庫から出荷は出来ても、多分最後の各戸への配送業者さんの手が空かないんでしょう。当然私は、より早く到着する日時指定無しのAmazonから配送を選択しました。

翌日日曜日に状況を確認すると、午前中に荷物は出荷されて地域の拠点配送センターに移動した様子。更に日曜日の夕方確認すると、拠点配送センターから浜松の配送店への移動している最中の様子。通常ならば、深夜のうちに多分東名高速を通って浜松の配送店に運ばれて、朝個別の配達担当員さんに渡って、これなら月曜日に多分午後には届きそうです。この日は午前中はちょっと外に出る予定があったんですが、多分午前中には配達されそうも無いのでその用事を済まし、午後受け取るつもりで一日自宅で仕事をしていました。念のため「置き配」に指定しては有りましたが、仕事部屋から外が見えて配送業者さんが来れば分かるので、時々外を見ながら仕事をしていたんですが、なかなか来ない。夕方になり、配送状況を確認すると、午後の3時前に近くの配送店へ到着したという履歴を最後に、そこから「配達中」の次のステータスには移動していません。この後、夕方また荷物を補給して配送する可能性もない事は無いのだけれど、これは多分今日は無理だなとこの時に直感しました。

結局、夜の20:00過ぎ位まで外を気にしつつ配送状況を確認していましたが、配送店に到着したという履歴を最後にこの日は市有料。翌日に配送されることを祈ってベッドに入りました。翌日も、朝外に出る用事があったので9:00頃から出かけたんですが、この時点では前日から変わりなく、まだ配送状態にはなっていませんでした。その後10:30頃に帰宅して様子を見ると、09:30頃に配送中に状況が変わり、帰宅して暫くするとAmazonの宅配業者さんの車が入ってくるのが見えました。直ぐに外に出て荷物を受け取り、やっと一安心。流石に最近の人手不足にECサイトの拡大、そしてPrime感謝祭という注文の集中等も有って、末端の配送業者さんも大変そうでした。業者さんも、車から降りて荷台から荷物を取りだしたら、目の前に受け取り街の受け取り主がいたから、最短時間で受け渡しできて良かったんじゃ無いかと(笑)。

以前のAmazonだと、夕方注目しても翌日の午前には配送されたりしましたが、今回は三日がかりでの配送。時期やタイミングの問題も有るけれど、以前のAmazon Prime Day何かでも、注文した翌日とか遅くても翌々日には配送されていたことを考えると、世界でも最高の品質と満足度だと思っている日本の流通・配送システムも、限界を迎えているというか破綻寸前なのかも。クロネコヤマトの宅急便が生まれたのは、1976年らしいけれど、もう50年近くこのサービスは続いているのか。その間のサービスの拡大は言うまでもないのだけれど、つくづくこのサービスを開発して実現した大和運輸は凄いなと感心します。日本の社会インフラの一つを創り上げたわけで、これによって世界初は大きく変化したわけですからね。流石に半世紀近く経過して、人手不足とか再配達とか色々問題も出てきているけれど、もう生活の一部になっているサービスだけに何とか解決策を見つけて更に利便性の高いサービスへ成長して欲しい。Amazonは、昔はヤマトとか日通に委託していたけれど、今は独自の配達網を構築しているんですが、あくまで個人的印象だけれどやはり安心感というか安定感は専門業者さんの方が合った気がします。今回の様な配送に時間が掛かる状況が今後も続くようならば、Amazonではなくより信頼出来そうなYodobashiに以降する可能性もありますね。ものを購入するのだから、商品自体の魅力というか興味が一番だけれど、やはり最終的に手元に車でがその商品販売という行為。幾ら良い商品が安く購入出来ても、配達されるまでに一週間もかかるようでは利用出来ない。ECサイトや配送業者さんの問題ではなくて、今の日本の賃金体系とか社会システムの問題だとは思うけれど、色々考えさせられる経験の一つだったと思いますね。

 

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