「氏名(指名)NG記者」問題ですが、メディア側が批判しているのだけれど、これって街のレストランが日頃から素行の悪い客から他の客を守るために、「出禁リスト」「慇懃無礼な対応手順書」みたいな物を作って、他の利用者の迷惑にならないように配慮するのと同じじゃ無いかと言うのが一個人としての感想。あの人達は、騒いで目だって取り上げられてなんぼの世界なんですからね。大体そのリストを作成した理由が、前回の会見でその人達が騒いで混乱したからと言っているのだから。あるいは、「総会屋対策」みたいな感じと言っても、当たらずといえども遠からずじゃないかという気もする。
そのNGリストの中の某女性新聞記者は、今回の件を理由に東山氏、井ノ原氏の解任を要求しているらしいけれど、凄いよねぇ、何様のつもりなんだろうか。大体この人、当日は所属新聞社記者の肩書きで参加したのか、それともアルバイト(?)のWebメディアメンバーとして参加したのか、どっちなんだろうか。その解任要求は新聞社名のアカウントで書き込んでいるらしいけれど、何か都合良く会社を利用しているというか、それを認めているような会社もだらしないと思う。
そのNGリストには、旧統一教会問題で有名なジャーナリスト氏も入っているらしいのだけれど、その旧統一教会に対しては解散請求をする・しないという所まで来ているのに、何故かそっちの話はしないのだろうか。茶化すわけでは無いけれど、この人が要求していたような方向にまさに進んでいて、しかも「解散請求」という一番の山場に向かいつつあるわけです。それならば、これまで以上に何故そうなるのか、あるいはそれで解決される問題・残る問題等、いろいろ伝える話なり説明は幾らでもあると思うのに、何故かそういう話は聞こえてこない。以前なら、ワイドショーやニュースショーでかなりの時間を割いて扱っていた話なのに、今は殆ど取り上げられない。結局彼らの興味は視聴率だけなんですよね。別にその問題だけをやれとは言わないけれど、余りに極端だなと感じます。
指名がNGだ何だと言うのであれば、今後はルーレットでも使ってランダムに質問者を決めたら良いんじゃ無いの。それが発言機会の公平という事になるわけでしょ。それに一番の問題は、このNGリストだとか一部質問者が暴れたという話題ばかりで、肝心な会見での内容だったり、その中での問題点なり不明な点に対して疑問とか今後の動向とか、一番重要な話がおざなりになっている事なのでは。少なくとも、そちらの話が「主」であり、会見運用の話は「従」の話。でも、自分達が主人公ならば、主従を入れ替えて取り上げているのが、今の一部メディアの行為だと思う。本来ならば、メディアという世界の中で自浄作用が働いて、適正化していくべきだと思うし、一般企業ならば周りや世間からの批判で淘汰されていくものだけれど、結局メディアの世界はなぁなぁで終わるから、ああいう人達も生き残ってさらに変な人気も生まれて存在感だけが残っていく。それって、今問題になっている事件の原因として、回りからの忖度だとか権力なり知名度に配慮したという根本原因を、まさに自分達がやっていましたという証明になっている気がしますね。だから、メディアが色々なことで今のジャニーズ事務所を批判したり意見したりしても、「じゃぁ貴方たちは何をしたの」で終わってしまう話だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿