2023年8月19日

改革? 先祖返り?

突然発表された、来シーズンの国内アメリカンフットボールリーグ戦の改編。昨シーズンからX1 Super 12チームが、A/B二つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、それぞれ上位4チームがライスボウルトーナメントに進出する形式に変更されたのですが、それが僅か2年で新しいリーグ戦形式に変更されることに。しかも、その「新リーグ戦」の体制が、以前X1 Super (現12チーム)とX1 Area (現在8チーム)が「Xリーグ」として活動していた、2016年シーズンまでの「東地区、中地区、西地区」という3ブロック体制。違いは、X1 Super 12チームが4チームずつ3ブロックになり、X1 Areaも4チームが加わり12チーム体制としてから同様に4チームずつの3ブロック体制になること。

気になるブロック分けや、対戦方式は後日発表という事ですが、少なくともX1 Superの「西地区」は「パナソニック、エレコム神戸、アサヒ飲料、otonari福岡」の4チームで決まりだろうなぁ。中地区と東地区は、関東圏の8チームでシャッフルされることは確実でしょうね。X1 Areaはちょっと悩ましいですよね。関西地区所属チームで言えば、「アズワン、名古屋(?)」位で、X2 WESTから2チーム昇格するのはそういう事情もあるんでしょうね。それで、こちらもX1 Super同様、関東地区8チーム、関西(中京、九州)地区4チームという体制が決まるのは、まぁ良いでしょう。

問題はリーグ戦の対戦方法。少なくとも同一地区内での対戦はやるだろうから、3試合は地区内対戦。NFL何かだと、地区内対戦は「Home&Away」で、2試合開催しますが、うーん、日本の場合そこまでのフランチャイズ意識はアメフトでは無いんですよね。となると、地区を跨いだ試合を入れるしかない。例えば、それぞれ同順位の他地区とチームと対戦するとすれば、2試合増えて5試合。これで、現行のリーグ戦と試合数は同じになります。一番簡単な考えだと、これで順位付け(5試合の勝ち点で決めて、同点の場合は地区内勝ち点で決める、とか)をして8チームを選ぶのかというのが次の課題。各地区2位チームまでが自動で進出して、3位チームは成績上位2チームが選抜されるのだろうか。でも、試合数が5試合では抽選でないと決まらないケースも多くなりそう。もう一つのアイデアとしては、地区内3試合に加えて、前年順位1/2位同士で4試合、3/4位同士で4試合、合計7試合開催し、各地区1位チームと2位チームでトップ成績のチーム1チームがライスボウルトーナメント準決勝進出する、というもの。これだと、8月後半位からシーズンスタートしないと、1月3日のライスボウルが動かないとスケジュール的には厳しいかなぁ。

もしライスボウルが1月の下旬くらいまで遅らせる事が出来れば、9月からシーズンスタートして、余裕が出来るし、何なら7試合の結果から、1/2位6チームがトーナメント進出しての対戦も可能になるだろうし。あるいは、1/2チーム6チームは確定で、3位チームから上位2チームを選抜して、8チームでのトーナメントでも良いかも。いずれにしても、今の日本のフットボールの足りないところは、試合を見る機会だと思うのでその事を考えると、流石にNFLやカレッジのように毎週開催は厳しいでしょう。昔のように、2週間と1週間間隔を混ぜることもあるだろうけど、この際やはりリーグ戦スタートから〆のライスボウルまでの機関を拡張する事を考えても良いんじゃ無いだろうか。仮に8チームがトーナメント進出するとすれば、準々決勝、準決勝、決勝と3回の対戦が必要になります。そこで、1月3日を、これまでのライスボウル決勝日ではなく「ライスボウルトーナメントスタート日」として、3日(あるいは5日位でもいいけれど)に準々決勝、二週間後に準決勝、更に二週間後の1月末か2月初めに決勝というような、「1月はアメフト月間」みたいなすれば注目も集まるかも。そうすれば、リーグ戦は12月下旬までしっかりスケジュールも取れるし。いずれにしても、詳細待ちですね。

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