韓国の著名女性DJが、日本で開催されたフェスに参加した時に、観客から体を触られてセクハラ行為を受けたという話。まぁ、ああいう場所では熱狂して興奮することもあるから、いつもならやらないような行為をついしてしまうこともあるだろうけど、その行為は犯罪である事は確か。そう言う事を許しているようなお店とかなら別だろうけど、そんな場所でもイベントでも無いですからね。その様子を撮影したビデオなんかも残っているらしく、運営会社側も告訴するようなことも伝えられています。まぁ、女性対しての犯罪行為である事は確かなようなので、ここはしっかり捜査なり原因究明をして欲しい。
それとは別に、この女性DJ氏は、結構過激な服装でイベント参加したり、自身のInstagramなんかでもそういう映像を公開しているらしい。明らかに法律なりルールに反していないのであれば、人によって「過激」とか「卑猥さ」という感情の度合いや内容は異なるので、それはその人の自由だと思うし、所謂芸術系・アーティストと言われる人たちだと、ちょっと過激になったり、自分には良く理解出来ない分野に広がったりすることもあるので、戸惑うことがあるのも事実。でも、法律やそのイベントなり会場のルールを犯していないのであれば、それは個人の自由だしある意味芸術の自由だし表現の自由でもあると思うんですよね。だから、彼女の服装や行為によって刺激を受けて興奮したからつい触ってしまった、というのはアウトだと思う。
それを考えると、少し前に埼玉のプールで開催される予定だった水着写真撮影会が中止になった件は、猥雑さが指摘されて批判を受けたけれど、その中には特に問題とされるような無いよう出ない部分もあったと思うんですよね。批判を受けて、撮影時のポージング指定までその後決められたりしたけれど、あれが駄目ならば今回のDJ氏の行為に関しても、もしかしたら検証しないと行けないかもしれない。と言うか、今回の件に関してだけでなく、同じような過激な服装や行為をしても、批判される場合とそうで無い場合が存在する規準は何なんだろうか。例えば今回の被害者女性が、韓国の有名女性DJだったから個々までの騒ぎになったのか、それが日本人女性DJだったら個々までの騒ぎになっただろうか。撮影会はカメラで撮影するだけで物理的な接触は無いのにモデルさんや主催者側が批判されたけれど、今回の事件は仮に物理的接触(セクハラ行為)が発生しなければ、女性DJ氏が過激な服装をしていても問題視されなかったら、それは不公平というか二重規範だと思うなぁ。
この時期になると結構露出度の大きい服装で街中とか歩く女性も多かったと思うんですが、私が未だに慣れないのは「見せ下着」みたいな服装で歩いている女性には、分かっていてもちょっと目のやり場に困るというか一瞬「ドキッ」としてしまう。まぁ最近では、強い日差しもあり日焼け対策で日焼けカバーとかで全身を覆う人の方が増えたりしていて、露出度は下がっているんだろうけど、20年、30年位まえと比べると、いろいろなところで露出度が高くなることが認められてきている気はします。ただ、それを見ての感情のコントロールというか気持ちと無意識の行為の制御もちゃんと成熟してきているかと言われるとかなり疑問だけれど。今回の女性DJ氏のトラブルは、行為自体はセクハラ行為として問われるべきだけれど、一方で表現の自由の問題という課題も隠れているトラブルだとちょっと感じます。
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