イーロンマスク氏の突然のtwitter利用制限で、この週末は多くのtwitter民が混乱していた様子。私はアカウントすら持っていなくて、ブラウザーから何名かの定点観測のアカウントを眺めているだけなんですが、そんなに制限以前の状態との違いが感じられなくて「???」な状態。元々のtwitterは、たわいも無い事を文字通り「呟く」ツールだったけれど、現在の社会では速報性のある情報ツールとして生活の中に溶け込んでいる存在。それだけに、事前告知も無く突然大きな利用制限を受けたユーザーは困ったでしょうね。
最初は、制限の中でも有料ユーザーは少し制限が緩かったので、有料会員への強制的な移行措置ではとも言われたけれど、実際にはtwitterシステムの保守・増強等の作業のために、データ流入量を削減するためだったという説明も。自分の見ている範囲では、twitterからの公式な説明は無い(マスク氏が呟いているけれど、あれって公式メッセージという扱いなのかしら)し、そもそもこれだけ大きな影響を及ぼす作業を事前告知も無く実行して混乱させたことは、社会的に大きな影響力を持つ基盤の一つとして大きな問題だと思う。
世界の中でも日本はtwitterの利用数が多いことで有名だけれど(ユーザー数はアメリカの1/3だけれどツイート数は同程度らしい)、twitterに愛想を尽かしつつ、別のSNS例えばmixiとかに回帰する人も出始めたらしく、これって一時クラウドに移行していたユーザーが、オンプレミスにまた回帰していくことと同じような気がする(いゃ、違うって-笑)。私は、mixiも手を出さずBBSはNiftyで終わったんですが、どんなものでもパックアップとか代替設備みたいなものは常に必要ですね。アメリカなんかでも、やはのこの混乱で別のSNSが急にアクセスが増えて、こちらも臨時にアクセス制限しないといけなくなったような話も。何処も状況は同じという事で、不謹慎にもちょっと笑ってしまう。
Twitter社買収以降、矢継ぎ早に対策を実行に移して、それまでのtwitterに不満を抱えていた多くのユーザーからの支持を増やしていたイーロンマスク氏ですが、その「間髪入れない行動力」が今回は逆に「稚拙な勇み足」になった気がします。本来ならば「これこれこういう理由で、こう言う事を緊急に実行します」と、理由と行動を説明するべきなのに、「こうします」という行動だけしか言わないから、そりゃぁユーザーとしては疑心暗鬼に右往左往するのも仕方ないのでは。仮にシステム上の緊急のメンテナンスが必要な事案であったとしても、事後で有っても良いから、ちゃんとその理由と対策そして今後の予定を公式に表明するべきだと思う。で無いと、やっぱりマスク氏の気まぐれでこの会社は翻弄される事が裏付けられたとしか認識されないでしょうね。
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