2023年7月23日

根拠の無い反論

twitterを騒然とさせている「コミュニティノート」に関して、そのノートによる補足修正が多発しているリベラル系の反応を示す4コマ漫画。漫画の中にも書かれているように、補足修正された内容・事柄ではなく、その行為自体に反応をして批判をするところに、元の意見や内容の品質の怪しさを自ら暴露している気がする。

この「コミュニティノート」の面白いのは、例えば一般メディアの記事などをツイートすると、その内容にもノートが付けられるんですよね。元の記事には付けられないけれど、ツイートしてくれれば補足修正出来るから、メディア側としては記事拡散のためにはツイートしたいけれど、ツイートしたらしたで何らかのノートが付いて補足修正される困るみたいなジレンマが生まれているんじゃ無いだろうか。これって、レガシーメディアが始めてダイレクトに批判を受ける仕組みが出来たとも言えそうな気がします。

「コミュニティノート」は匿名IDで書き込まれるから実名にしろと反論する人も居るんですが、あくまで「補足情報の提供」目的なのだから、アカウントが正規のものであれば問題無いわけで、その情報手強者が誰かは関係無いはず。そう言う事を言い出したら、メディア等が「匿名の情報提供者に寄れば」なんていうセリフを、今後は使えなくなるでしょうね。メディア側が「いゃ、個人のプライバーがあるから外部には実名を掛けないだけで、我々(=メディア)はご本人を承知しています」と説明したら、じゃぁコミュニティノートもtwitter側が誰がどのIDを作成して使用しているか分かっているのだから、表記される時に匿名IDであっても問題無いと言われてしまうだろうし。 

このコミュニティノート、見ているだけでなかなか面白いし興味深い。中にはノートに対して再反論している場合も有るけれど、多くは間違った情報が修正されてそれで終わり。間違った情報だから、元情報を削除するならまだ良いけれど、ノートが付いていもそのまま残されているのはどういう神経をしているのだろうか。その状態で新たなツイートをして、そこにまたコミュニティノートが付けいて補足修正されたら、自分が発信している情報は内容が欠如したものですよと言うことを触れ回っていることになるだろうに。こういう状況を見ると、「政府は丁寧な説明を」とこれまで言っていた人達こそ、もっと丁寧な説明と対応が必要だと言うことがよく分かるなぁ。「先ず隗より始めよ」ですよね。

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