先日発生したtwitterの大規模制限・変更に関して、広告主向けプロ具記事で日本語訳で説明を掲載したところ、火に油を注ぐ結果になってしまったという記事。制限対象のbotに対策を取られないように、抜き打ちで実行する日筒用があったとか、閲覧制限の影響は僅かと説明しつつも、やはり実際に発生した影響の大きさが認識されていないのか、ユーザーからは批判が殺到している様子。まぁ、当時のタイムラインの混乱の様子を見ると、影響の大きさに何が発生しているのか知りたいけれど、アクセス制限されているので情報が流れないという二進も三進も行かない状態で、運用側の認識の甘さが責められても仕方ない気がする。
私はアカウントも持っていないので完全な傍観者の立場。なので、流れてくる情報量が減ったという印象はあるけれど、発信するわけではないのでtwitterが駄目なら駄目で別の手段で情報検索するだけ。やり方が変わるので、余計な手間は掛かるけれど、twitter依存と言うわけではないからその辺切替というか見切りの速さというか、それは案外柵も無くて良かったかも。自分はそれでも何とかなるのだけれど、多くのツイッター民はそうも行かず、逆に今回の件が好機とみてか、Metaは早速twitterに似たアプリ「Threads」の提供を開始して、漁夫の利を得ようとしているような雰囲気も。ただ、既に似たようなアプリは乱立しているので、正直な所あまり影響しないような気もするけれど。
そういう同行に関しても、ネットを見ていると色々な意見が合って、中でもそうだよねと感心したのが、仮にtwitterと同様同等機能のあるSNSが生まれたとしても、今の膨大なユーザーベースが移行しない限りは、それはtwitterの代替にならないというのは真実だと思う。「膨大な」と言ったけれど、登録ユーザー数の数%と言われているアクティブユーザーがどれだけ移行するかが鍵ですよね。アクティブユーザーが移行すれば、それを参照するROMユーザー(死語だなあ-笑)も流れて、ベースは大きくなるように見えるから。
今回の制限に関しての最大の問題は、多分多くの企業ユーザーからの信頼を損ねたことじゃないだろうか。閲覧制限されてしまうと、広告効果を期待して使用している企業ユーザーにして見ると「何をしてくれる」と言う思いだろうし。twitterのビジネスモデルとして、今後有料ユーザー獲得でビジネスモデルを形成するなら、有料・無料での機能やサービスの差を付けることも一つの戦略だろうけど、多分twitterにしても広告収入が一番の収益だと思うと、やはり今回の行為は悪手として思えない。YouTubeなんかも、昔と比べて無料ユーザーに対しての広告露出が最近はしつこいというか、以前比べてかなり多くなってきているけれど、あの広告露出に関してももう少し工夫した方が良いと思うくらいですからね。そう言う意味では、今のような広告費ベースの無料利用のビジネスモデルもそろそろ限界なのかも。
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