九州地域は、昨日も今日も雨の影響が酷いようで、地球温暖化の影響なのか九州も「亜熱帯」みたいな気候になっているような気さえするここ最近の気候。昨日の地元浜松は、朝は結構蒸し暑い感じで暑い日差しもさしていましたが、お昼くらいから曇ったり小雨になったりして、そのうちにちょっと遠くから雷の音も聞こえるような状態になってきました。丁度電話会議とかしていた時だったので、このまま雷が近づいてくるようならば、安全のためにいったんパソコン屋家電製品の電源を落とそうかと思ったくらいでした。それでも、夕方位からは、また薄日も差しだしてそんなに荒れた天候では無かったのですが、夜のローカルニュースを見ていてびっくり。浜松から少し東に離れた掛川市では、雹が降ったりしてかなり被害も出ていた様子で、そんなに天候が違うのかとびっくりしました。
浜松市と掛川市は、直線距離で30km位離れているのかな。途中に大きな山とかの障害物は無いけれど、浜松市が天竜川の大きな流域平野部にあり、比較的天候は安定していますが、掛川市は少し山がちの地域にあり、盆地とはいわないけれど、ちょっと内陸部に寄り気味の地域。浜松市は南北に細長い街なので、自分が住んでいる遠州灘よりの地域と、北の方の山間部地域では、気温も天候もかなり違うんですが、その山側地域と似たような環境なのかな、掛川市は。浜松市のように、海からの風が入ってくることは無いから、地面が暖められると急激な上昇気流とか生まれて、急激に天候が変化すること多そうな気がします。さらに竜巻も発生したみたいで、昨日は大変でした。この時期に雹が降るなんていうのは、なかなか想像すら難しいけれど、今日も天候は不安定な予報で、大きな被害が無い事を祈るばかりです。
天候も荒れているけれど、ここの所憲政も荒れていて、川勝県知事がリニアでやり玉に挙がるとともに、2年前の「コシヒカリ」失言騒ぎの時に表明した「給与返納」を、実はやっていなかったことが判明して、その釈明にも負われることに。理由としては、熟慮した結果職責でけじめを付ける事に言っているけれど、知事として職責を果たすことは当たり前・当然なことで、それ以外のけじめとして給与返納を言ったのだから、それが出来ない・やらない理由をちゃんと示さなきゃ。職責を果たすと言うのであれば、リニアとかその他諸々の課題をいつまで解決するのか確約して、それを実行出来なければ職を辞するくらいのことを言わない「職責でけじめ」とは言えないのでは。まぁ、ポーズとしてそう言う事を仮にやっても、結局はリニアの静岡工区の問題を他の工区の話にすり替えるような、自責を他責と言いくるめる言い方で逃げるのだろうけど。
その川勝知事と言えば「リニア問題」が最大の話題と言ってもいいくらいだけれど、ここ最近どういう理由からか川勝発言やリニア問題が、全国ニュース等にも登場するようになって少しびっくりしています。「大井川の水問題」とも称されることもあり、余り全国的な話題にはなりにくい気もする話題ですが、元々の予定では2027年名古屋開通と言う予定も、そろそろ何らかの目処を付けなきゃいけない時期になりつつあり、世間の視線も少し現実的な方向に動きつつあるのだろうか。リニア問題では知事の右腕だった難波氏が、静岡市長に当選して、個人的には以前とは反対のリニア工事推進の意見を言うようになり、知事との対決姿勢みたいな姿にも見えます。「水問題」は、東京電力の田代ダムの取水制限を緩めることで、工事で流出する水を結果的に大井川に戻す形で解決しそう。JR東海側にも、話の進め方が稚拙なところだったり問題点もあったと思うけれど、やっぱり川勝知事の気まぐれに振り回されていたことも、ここまで話がこじれた大きな理由だと思うので、もうそろそろ結論を出してくれと言いたいところは、多くの静岡県民が思うところじゃないだろうか。自然災害は、何とか我慢すれば一日二日で過ぎ去ってくれるけれど、何年も地元に居座るこの政治的災害は、まだまだ続きそうな気がする。
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