Amazonが顧客へ配送する「ラストワンマイル」の拠点である、デリバリーステーション(DS)を、静岡県も含めて11箇所に新設し、全国で50箇所以上に拡充するという記事。現状でも夕方位までに注文確定すれば、翌日の午前中には配送してくれるので、正直そんなに困っては居ないけれど、仮に当日配送とかがこれで可能になるなら利便性は一気に高まりますよね。
Amazonの場合、多分小田原当たりの流通倉庫(フルフィルメントセンター/FC)から発送された品物は、クロネコの集配所に集められて、そこから深夜自宅近くのクロネコ配送所に移動して早ければその日の午前中の配達ルートに乗って届きます。FCが埼玉なんかの場合でも、そんなに変わらないので、高速道路の利便性を享受している感じ。最近の配達の様子を見ていると、有る程度大きな家電繊維品とか情報端末みたいなものは、FCからクロネコ経由で配送されてきますが、小物の書籍類とかUSBメモリーとか、所謂「置き配」対象の荷物だと、地域で契約している個人配送業者にまとめて送っているんでしょうね、特定の人ではなく毎回違った人が来る気がします。時には、中華系の人と思われる場合も有って、流通業界も人手不足何だろうなぁと感じる所。
静岡のDSが直ぐに稼働するわけでは無いと思うけれど、タイミングの良いことに来週の11日/12日はAmazon Prime Dayでお得な商品が多数出品される予定。私も、タブレットのバッテリーの様子が怪しくなってきたので、良いものがあれば購入しようかなと思いつつも、やっぱり良いものは「高い」(笑)。昔は田舎だった自宅回りも、どんどん開発が進んで、大きなホームセンターは幾つも出来たし、家電量販店も同様。県内最大規模のイオンモールに、Costocoだってある。イオンモールには、かなり大きな地元の書店(谷島屋)もあるし、流石に徒歩圏内というのは厳しいけれど、車があれば10分も運転すれば殆どカバー出来る位。唯一の不満は、専門的な例えばヨドバシみたいなお店が無い事で、浜松駅の高架下にはビックカメラが入ってはいるんですが、PC関係の品揃え等はやはり「地方の悲しみ」みたいなものを感じる内容。だから、やっぱり専門的なもの、拘ったものはAmazonが最後の砦になるんですよね。
昔と比べて、注文はオンラインが当たり前だし、生産だってネットで支払完了。唯一残っているのが、購入した品物の受け取り行為で、流石にスタートレックの転送装置でも実用化されないと、こればっかりは誰かが運んでこないといけないわけで、この部分はどれだけ最適化できるかがこれからの物流の最後の課題と言っていいかも。量販店を在庫倉庫代わりにして、そこから配送したりとか運送会社が共同で保管庫を保有したり、昔では考えられないような最適化は進んでいるけれど、後は何が可能なんだろうか。あと5年位したら、荷物の配送は無人者が運搬してくる時代になったりして。後、個人的に気に入ってよく利用するのが、配送して貰うのでは無く店頭に保管して貰っていて、こちらの都合の用時に引き取りに行く方法。ヨドバシカメラでよく利用するんですが、急ぎでは無いけれど確実に受け取りたい時などは、配達では無く直接取りに行ったりしています。クロネコさんでも、もう少し配送所が便利な場所にあれば、そこに引き取りに行くのも良いけれど、結構辺鄙な場所でしかもクロネコのトラックが出たりは行ったりしているから、なかなか混雑しても居ます。コンビニ引き取り何かも、利用してみると案外便利なのですが、受け取り可能が翌日の夜からとか(コンビニへの集配が夕方の場合) 、こちらも自宅までの配送が無い分少しでも早く受け取り可能になれば、より満足度は高くなるかも。実際に静岡のDSがスタートしたら、どれくらいサービスが改善されるか、ちょっと楽しみにしてみたいですね。
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